２０１２年１１月８日　道志村フォレストファーム

　富士の裾野。四季で巡ってクレソンの栽培をというお話を聞いたのは、遥か以前。まだ身動きの取れない役職に居た頃。
いつかは行きますと言いながら、今もまた身動きの取れない文庫番ですが、つないでいただき、昨夏のわさび田の会話は
この秋には、香り高い訪問見学となりました。時間いっぱい秋を楽しみます。

	高尾山駅での集合 案外便利です 改札二つありますよ		思いの外スムーズな行程 早めに着いて やはりお買いもの お買いもの
天狗面		道の駅どうし
	きっと水は冷たいでしょう 魚は居るのかな 居るはずだけど		秋の色 今年の紅葉はあまり でもこの銀杏の輝き 私はこの黄金色が こころに沁み入る
綺麗だね		綺麗だねぇ
	それは、何より 体感してこそ まだ氷は無いし そうは言っても冷たい それよりも 圃場全体が香り高い		水路がクレソン田を巡り 上には他の田が無いところ そういうところで 有機が守られ
クレソン摘み体験		山際で
	フォレスト・ファーム 有機基準で栽培してます		水滴の美しさが 何枚も写真を撮らせましたが 花開きそうな蕾が 写った一枚がありました
あ！二枚看板！		花クレソンも
	素足のマハラバ 寒かったけど 足を洗って 靴下二枚重ねで チビタイ		一つひとつの 作物・品目に確認を この参加の仕組み 消費者・生産者の 理解と歩み寄りの記録
出荷作業所へと		公開確認会の記録
	私のクレソン摘み体験は がさつでいい加減 手当たり次第 全然違う茎葉の並び		背中の方に ストーブがありますが 重ねた手袋 肘まで濡れないように
整ってます		洗浄槽
	傷まないように 混ざらないように 見落としがないように ここにも、目視の力 熟練！		手早く くるいなく 微調整までもが この手の平で 熟練！ その実証が計量
出荷とは		そして、出荷とは
	空気抜きまでが まるで、神技のように 美しい流れ 圧縮と膨らみと		富士山を囲んで イラストマップも 楽しい、季節ごとの圃場
商品に		メニュー注目

　圃場は山梨・静岡合わせて４ヵ所あるというフォレストファーム。まるでキャラバンという移動もあるそうですが、本拠地。
中垣さんご自宅でのクレソン満喫メニュー。
　出迎えは香ばしいダッチオーブンの香りからでした。この贅沢の極みは大切なファミリーイベント依頼三回目だそうです。
私たちの訪問が、何かのお役に立つでしょうか。拙い文庫番ページで、伝わるでしょうか。

パラソル良いな	ログハウス良いな	ダッチオーブン良いな	ご馳走良いな

　クレソンは高級食材。その思い込みからメニューなんてありえなかった文庫番。目を瞠る品々ばかり。
お浸しなんて思いもよらなかった。秘伝の隠し味がこれまた素晴らしく舌鼓。

　この素敵なログハウスの中でのテーブルは、卓面の見えないほどの用意がされていました。
そこにお庭から（露天風呂有り）ダッチオーブンを運び込みます。

大きいテーブル	お皿がたくさん	司令塔	茎	お手並み
ライスサラダ	クレソンカレー	所狭しと	豪華	括目
シンプル	二巡	引き立つ香り	口漱ぎ	お遊び

　何から、なにまでこころ尽くしで、そして学び。そもそもクレソンはアブラナ科！！。
お握りにも！お浸しにも！それなら、できそうだと文庫番。この食卓の用意にも先ほどの女性たちが朝から
パンは、ご近所から。アイスは、別な友人から。それって、凄い事です。
でも、根っからのアウトドア派なのですね。生き方があって、そこにお仕事がぴったりと。
　ご苦労もあってこその有機栽培なのですけれど、生き生きとして、私たちに喜びをくださります。
日本料理という事を考えます。こういう新素材を、必ず取り込んでこなしていく。私たちのつよみ。
これからも、どのような素材にあっても、食べる側は感性を持っていなければ。有機の感性を。

	秋の薄暮は まだ山のてっぺんに 光を宿して 帰路となりました		そのように生きたい
陽を残して		ありのまま
	いつの間に お話しもあれほど 沢山していたのに		パスタと お握りにせずに 炒めご飯に そしてトマトポタージュ 義父は天ぷらが一番と
リボン		文庫番の勝手

　今、文庫番は古い約束は一つずつ果たせたな。と満足なのです。
いつかはと考えていた事の、実行が思いがけない形で組んでもらっています。
　他には、行きたいって言ったところはないかしら。大丈夫かな。新しい約束が、また訪問から生まれてきます。
その続きが旅の続きとなっていく連なりなのでしょう。今このお勝手の中でできる約束が、生きる事。くらし。


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