２０１４年師走

　師走、２０１４年の１２月もまた忙しかったのですけれど、今迄とはまるっきり違ったものでもあります。
人生の一つの曲がり角がこの数年にまとまって来て、やっと新しい路へと踏み出していく。
そのような年末であり、一年だったのでした。整理事も少しずつ。
　手つかずで放ったらかしてあった事は、不明になっているか、思ってもいなかった方向に進んで行ってたり、
そう言う事を、審らかにできると、すっきりするのだと思います。
　ですが、力足らずの文庫番はいじいじと、あれもできない、これも解らないと、また手から離しそうになります。
それではいけない、これまでの年数の上にあること、整理すること、ここが踏ん張りどころなのだと自分に言い聞かせながらの師走。
　年末風景も新しい土地ならではと考えていると、思いがけないご近所の葬儀やら、変化やらで地方の小さな住民の組にも
新陳代謝が進むようです。
　変化は常にあるもの。変容は必然。いつも、そう言いながら、固執する自分を一歩前に進める時期なのだと言い聞かせます。
　町内会の組の忘年会には夫婦で出ました。その時に緊急報告された葬儀には、手分けしてお手伝いになりました。
そんな慌ただしいどん詰まり。粛々と家の掃除をして、すべてを清拭する勢い。
　いろいろと一年を振り返り、義母の居ない、あえて言えば夫婦二人になった年末に、やはり来年の予定を語り合います。
やりたい事、決まっている事を考えていくと一年はまた短そうです。人の生きている間の時間は在って無いもの。
その教えを読み返しいるのです。
　在って無いものを書きあらわすことが、来年の喜びとなると嬉しいものです。

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