朝ベランダに朝顔が咲き始めました。生き物観察の話題もあちこちから寄せられてきますが、私は朝からベランダの三枚田に水やりです。今、この通りで新築中の家の音がうるさく聞こえてきます。裏の家の塗装も、もう一日はかかるのでしょうか。立て込んでいるところがさらに狭隘な感じになっていきます。地主が代が変わって手放しているのです。逆に以前に地主から買っていた裏の家などは、今は売れないという事でしょうか。もし裏を買うことができれば、事業用地にして本当に株式会社マハラバ文庫が建つと、子ども達に貯金しなさいと言っていたのですが、やはり社屋なしの固定資産はパソコン一台の会社でいなければなりません。でもノートパソコンだから非固定資産だと考えるのですが、通用しません。土地を持っていてもいつまでも持っていられるものではないですね。そして、バブルの時に買ってしまった所と、買えなかったところとにも差は無く地価は動いてしまいます。
　私の育った茨城では、分家ができると分地して新宅、そして高齢者には別棟を造って隠居というような住まい方がありました。本家に当たる家はおもてと呼ばれています。
　義父母と一挙に子供を連れての同居になったころ、その話をしたのですが、通じるところがありませんでした。静岡では代がかわらないのに、別棟を建てるなんて事は無かったようです。育った地方が異なると、生活風習もそこから、生まれる感覚も異なるものです。二世代の夫婦の同居を避ける事ができたのは、雪の心配も少ない関東平野だったからでしょうか。
　考えれば、のっぺりとした、コンクリートとガラスのマンションや現代工法と言うのでしょうか、住宅メーカーの工法で作られる、同じような家ばかりと、地方地方で、自然条件や文化で住まい方、暮らしの考え方やそれをあらわす言葉もあるというのが、この列島を豊かにしてきていたのです。そう、地球儀を見れば、日本列島の縦の長さは、インド亜大陸と同じくらいあると、私には見えます。決して、一つの考え方でくらしを語る事はできないと思うのです。　WTOは進みません。土地に対して、そこからの生産物について、各国同じ考えを持っていないのだろうと考えます。どのように話し合いをしていくでしょうか。

　今日は、いつもより早く連れ合いが起きた休日です。暑さの真っ盛りになる前に少し自転車で、と言います。朝のうちに電機メーカーのアフターサービスに電話をし、先々週の浄水器のカートリッジ交換の時のようにならないように、風呂の残り湯の汲み上げ機能の不調を見てもらう日にちを相談したところです。暑い日が続いて、残り湯を午後数度打ち水にしていますが、普段は全自動洗濯機での予洗い、本洗い、手揉み洗い、などに使うのが一番残り湯の使用量があったのです。すすぎの時は、汲み上げのホースを外してすすぎます。都合三回全自動洗濯機のスィッチを押して、その上、手洗い用のものをより分けては戻すので、全然全自動ではないのですが、これも、残り湯使用を前提にしていました。本来ならば二層式でいいのでしょう。理事になって稲城に通わなければならず、まだ子ども達は家に居た頃、全自動に切り替え、昨年の台所の改修はこの洗濯機の納まり場所から、全体の配置になったので、これをまだしばらく使いたいのです。メーカーへの電話の段階で、部品の保障期間は過ぎていましたが、在庫が残っています。という事でした。来週あたりの予定でメンテナンス担当者から連絡が行きます。ということでした。
　暑い中を深川まで行きました。昨日の朝刊の東京版に出ていた記事で、芭蕉ゆかりの土地が紹介されていたのを見て、またあなたは行きたくなりそうね、と言ったのが災いしています。でも少し早めの時間ですし、多少不安定そうな雲もあり、ここのところに較べれば、自転車でも熱中症にはならずに済みそうでした。でも帰宅は暑さの真っ盛りです。
　家に入ってすぐ洗面所でうがいと手洗いそして腕も顔も水に浸して、水分補給のように洗っていると、電話の子機が鳴って、メンテナンス担当の者ですが、どのような具合ですかと質問され、伝えると、在庫があるので、今日行きます。という事になりました。今朝電話して、今日のうちに片付くなんて気持ちいいことです。この通りで二ヶ所、工事が入っていますし、前の工場の出入りにも邪魔にならないように、車を離れたところに止めてきて、様子を見に往復しながら、パッキンも取り替えてくれました。
　これで、もうしばらく使えます。修理するより新しいものとはなりませんでした。

　今年の夏こそ、早めに体制を作っておいて、連れ合いの夏休みに振り回されないようにしようと、先週頑張ったはずですが、週があければ、気を張る直しが押し寄せています。気持ちは暑さの中で萎えてしまいます。その上、年間を引きずるような凡ミスが出てきました。どう処理すればいいのか、せめて一人分身が居ればと、相変わらずご近所の工事中もあり、襖も締め切ってエアコンも入れてない真昼の二階に閉じこもっていました。分身・・・・Zzz。あ、疲れが溜まって居る事にしましょう。でも、午後の講演会や報告会などに出なくていい今の私は、怠けていた事を取り戻せば良いだけです。
　そう、夏休みと言っていながら、何だか、いろいろスケジュールの込む日程になっています。準備もしなければならないし、これが９月にも関係するのです。８月の探検隊は川もぐりに子供たちを連れて行くという、また、無謀な事をするのです。昨日の近畿地方の突然の増水の様子が何回もテレビで写されていると、心配になります。水というものは、自然と言うものは人間の考えを遥かに上回っているものです。今回はスタッフも少人数になり、保護者の確実な同伴を呼びかけていますけれど、何が起こるかわかりません。でも、私の心配を安心させるような世話人の方策に、そうかと準備を進めることにします。
　そして、食や農に関わっている女性達からの連絡に励まされます。私はあの年代の頃もぐだぐだしていたのですが、何と彼女たちは、勇ましく自己というものを持っているのでしょう。彼女達がこれからの社会を作っていくのだと感じます。

　娘から、借りることになった家の写真が送られてきました。前庭が芝生の平屋の米国風の造り。すなわちイメージはサマンサの家です。もう少し、小さく、贅沢さは無いようですけれど、これは、きっとサブプライムローンではないけれど、学生や若者がルームシェアして借りられる安いものだと思います。プリンターで出して、義父母に渡すと部屋に飾ってあります。奥様は魔女などの放送があった頃、まさかこういう家に自分の係累が行くなどとは、思いもよらなかったのでしょう。今、アメリカと言う国は、白人だけの国でもなく豊かさの象徴でもなくなっているのが、身近に感じられるのです。
　ダラスは４０℃だという事です。　しかし、我が家も暑い！朝から前の工場には機械の入れ替えで、トラックがずっとアイドリングしたままです。裏の家は壁の塗装を新しくするということで、ネットを張り巡らし、足場に人が上がっています。二階でパソコンに向っていた私も目が合ってしまい、襖の陰によけます。なにしろ、間隔の無い密集住宅です。足場からそのまま、この部屋に入ってくる事もできそうです。でも、不思議な感じですが、ネットが張って、壁と壁の間が埋まった状況の方が落着くのです。少し地面がある方が人が歩けるので、家の周りを他人が動くことが可能なのが、薄気味悪い感覚があったのですね。　この足場が取れたら、また、家と家の間には人が入れるようになります。塞がれている方が安心感があるのが、人を信じにくい、人との接触を避けたい心理かもしれません。どのようなところに住んでいても、人とどう接するのかで、安心した暮らしもあれば、いつも、おどおどしなければならない暮らしもあるのですね。あまり他の人を招く事の無いこの家は都会の孤島のようにも感じられます。
　ルームシェアを、それまでは見知らぬ他人であった人とする下の娘は、義父母にはもう新世代ですからね。

　ようやく雨が降るのだろうかと郵便局に、大きな箱を自転車の荷台につけて運びながら、遠くの空に響く音が耳に聞こえます。先ほどお昼ついでにこの大きなＪＰが受け付けているのを、連れ合いと確かめたのです。本当は父親の方ももの凄く心配しているんですよ。知らない土地、なるべく日本人のいないところだろうと行った娘に送る荷物をぐずぐずと、部屋に置いてあるのを。でも、この間電話に出た宅配業者はできるだけ詳しく書いてって、熱処理済ませてあるエキスだって、商品ガイドブックもあるけれど、どう訳したらいいのか。そんなの、大まかでいいんだ、全体的に言い表せる単語があるだろう。んー。ねえ、鰹本節厚削りて、ＫＡＴＳＵＯ−ＣＨＩＰＰＳかしら。そんなのは、ＤＲＹーＦＯＯＤＳだけでいいんだ。え、ジャケット何枚、ズボン何枚、ブラウス、それはＣLＯＴＨＥＳだって、良いから早く手続きしなさい。と用紙に書き込んでいる私を急かします。でもいざ、自転車で運ぶのはどうやら私です。あれ、自宅に集荷してもらえるんじゃないの。いや、受け付けると言っていたんだ。計量もあるだろう。という事です。玄関に大きい段ボールを運ぶ私に、義母がそれは男の仕事だろと言います。私もそう思うんだけどね。
　よろよろとペダルを踏むと、ポツポツと雨が降っているのですが、なかなか本降りにはなりません。荷物さえ降ろせばあとは、雨が降って涼しくなるくらいの方がいので、急いで家にふっ飛ばします。やはり洗濯物も入っていません。　

　気持ちの良い関係で、綺麗なお金を使えて、気持ちの良いお酒を飲む。ほぼ同数の男女比の集まりが懐かしいものです。しばらくお休みにしていますが、ともかく、皆で変えるべきは変えましょうと話すことができたのです。花火のたびにＰＴＡ時の集まりを思い出します。
　日中は、あれこれ、文章に行き詰ったり、推敲したりの繰り返しを続け、また、一つの時代を終えていける感じがします。もちろん、もういい会同様、お休みにしておけばいいのですものね。手を抜かないで、ゴールするのにもペース配分をしっかり考えたいものです。　また、ぎりぎり、何も保障のない状況に自分を持っていくためにも、今やらせてもらっていることに、できうる限りの努力をしてみたいものです。
　先日の国民健康保険については、やはり区役所に電話をして、月曜にまた、窓口に行く事になりました。下の娘の分ではなく、19年度の還付分だという説明でしたが、まだ、納得できない不思議さがあります。国際小包は郵便局を利用する事になりました。これがまた、書式にどう内容を書けばいいのか悩みまくりの日です。簡単な事ほど、文字にするのは難しいのです。英文でも日本文でも。
　住んでいる範囲、地域での在り方が、層をなして、他での在り方もあらわすという。当たり前のことだろうと思うのですが、近代というものが、見えなくしてきた存在というものを、花火が上がっては消えていく一瞬一瞬に思います。

　暦と歳時記について、今日も悩まされています。天気予報では連日雷雨に注意となっていますが、全然そのような雨にはなりません。洗濯機の残り湯吸い上げ機能が壊れているので、湯船に残ったままのお湯を昼下がりと夕方と、路面に撒いています。何の効き目もなく、ジュワっと水蒸気になって消えていくようです。焼け石に水とは昔の人もこのような日照りを体験しているのでしょう。
　季節感の失せるような暑さですけれど、日の数え方もずれています。我が家では義父が毎日のひめくりを変えるのですが、この数回ずれていました。６月が小の月だったからでしょうか。私のホームページの印字もずれてしまった日があります。ブログの方はそういう心配がないのですが、ヒヤヒヤしながら更新しているのです。月ごとの、二月毎のカレンダーはいじらない義父ですから、なぜ日めくり当番なのかも面白く思っています。
　
　ベランダの小さい容器の中にどうやら緑の糸のようなものが見えています。老眼鏡はこういう時のためにあるのです。アオミドロなのかもしれません。これまた、イトミミズが最初に見えたところになのです。昨年の枯れ茎を埋めたプランターからは、名前もわからない茸が出るのです。こういう植えた覚えの無いものが出てくるのが、人のする事では決して無い事が価値ある事に思えます。

　下の娘はルームシェアメイトを探せたようで、住所を知らせてきました。昨日スーパーでも細々としたものを買い揃えましたが、今日は配送で、鰹本節厚削りやら、いつものカレーやら来るので、先週のノンカップ麺と合わせて、あとから送る荷物にいれようと用意しました。午前中はその合間に少しは文章をすすめています。決して月末だけではなく合間にもいろいろとあるのですよ。でも、半端にしてあった手仕事もしたくて、ミシンやら針箱も出しましたから、部屋の中は散らかり放題になります。それでいて、頭と気持ちとそれぞれ別の次元の事をしています。たまに次元を跨いで統合できた、このことばだと言うものが生み出されるのです。そこまでに行き着くのを、多少は経済行為にしていると、時間給も生産性も計りようのないものです。でも、一日にしなければならない、一日の刻みはあるものです。
　手仕事をしながら、進められる事の多さはいつも驚くのです。
　しかし、それこれ詰め込んで、大きな袋でくるみなおして、箱に入れたのに、宅配業者に問い合わせると、アメリカでしている輸入制限に、唖然とします。肉エキスの含まれているものは駄目とか、また、業者の手続きも馬鹿にならない金額です。しかし、米国産牛肉の完全輸入を求めている国が、学生に親元から送るものを拒めるなんて、まったく許せない。

　あなたは、かなり歯を食いしばっていますよ。もうストレスも無いでしょう。って先生、私なりにストレスはあるのですけれど。いつも意識してあごを開いていなさい。かみ合わせによって、歯が圧迫されて、動揺するんです。顎のかみ合わせもあなたの場合、大きく開かず二段階で開いています。これを顎関節学会では二段活用と言いまして・・。先生は本当の事をおっしゃっているのだと思います。以前は、貴女は一本足りない人ですね。とおっしゃいました。あれ、何も話しをしていないのに、何故口の中を見て、私の足りない事がわかるのだろう。と思ったら、成長する段階で、他の人にはある臼歯の数が足りません。あまり硬いものをかみ締めなかったのかもしれません。とおっしゃってました。そして今日はブラッシング指導ではなく、かみ合わせの調整になりました。
　できる限り、自転車こいでいても、包丁で何かを刻んでも、口を開いているようにするんですよ。行動認識から治療していきます。との事。でも、先生子供の頃から口を開いているんじゃないと育てられていますから、かなり難しいのですけれど。まあ、簡単に言えば、アホ面していなさい。それは、無理にしなくても・・・。次回その結果を見ます。あれれ、奥の虫歯は？

　昨日の旅行鞄を捨てた事の原因には、押し入れの中の通気性の悪さがあります。北側の家の中すべての空気の行き止まり。そして、様々な、夫婦、親子、嫁姑の気も行き止る、押入れに入れられ、碌な手入れもされていなかったものでした。今日も暑さと、陽射しと熱風でも風のある日だから、押入れの下段を襖を抜いて、中のものをすべてだして、そう以前私が入れた整理箪笥も出して、中身の虫干しもかねて、入れ替えます。
　狙いは段ボールの衣装箱や災害時用の非常持出し用品の間に隙間を作ることと、普段使っていないものの把握にあります。やり始めると、一ヶ所の整理では済まなくなります。上段の押入れや、その上の天袋まで、入れ替えは波及するのです。蒸し暑さはありますけれど、爽快感も抱きながら、また、幾つかのものを処分します。ずーっとしまってある機関誌もそろそろ処分しても良いかと考えます。そして、購読誌も種類が自動的に増えてきている事を、どう整理できるのかと思います。それらをしていたら午前中では済まない作業になりました。今日は、こちらのホームページもどんどんページアップしています。パソコンの中の資料などもフォルダで整理できて、棚も確定できれば良いのは分かっているのですけれどね。

　今日は海の日。雨水探検隊で迷っていた、三番瀬のイベントのある日になりました。有力スタッフさんからの紹介ですし、日頃三番瀬を未来に残そうというホームページを読んでいる私。そして、春からマテ貝なるものの生態と美味しそうな事に私でも捕まえられるのかと思っていたのですが、本日のメインイベントはマテ貝採りなのです。昨日コンビニで伯方の塩も買ってあります。以前の専売塩などは見つからなかったのです。
　ビーチサンダルも入れて、マイ網を持って、ベランダの園芸用シャベルもコンビニ袋に入れてパンと水筒とリュックに入れます。船橋に行くのには、平井まで歩いていってJRで行く道と、東武線で曳舟に出て京成曳舟で京成船橋に出るのとができますが、平井まで歩くのは暑そうだと、日焼け止めを塗りながら、京成線周りを考えます。もう開始時間は過ぎてしまっていますけれども、特に申し込みもしていなかったから、行けばなんとかなるだろうとのんびり、でも汗かきながら出かけます。
　チラシは京成船橋駅からバスで終点へと書かれているけれど、どこ行きのバスだか書いてなかったです。以前生協学校の自然観察会でも三番瀬は来たことがあったから、覚えていれば良いのですけれどさっぱり、大昔の事です。まあ海浜公園行きだろうと、乗るとバスは、クーラーが故障しているって！連休最後の日に親子連れが一杯乗っているのに、窓開けて走るバス。良いもんです。ともかく雨水探検隊と言っていても海まで来ていない便りばかりでしたので、今日は海の日イベントを書きたいと来たのです。探検隊は１６年の間には谷津干潟の観察会もしています。雨は川も海も空気も循環しているのですから。
　ラムサール条約登録を実現するための、幕を見ながら親子での会話を聞きます。ここまで来る人達はしっかり勉強していますね。遅れて着いたので、開会も今日のスケジュールも確かめない参加ですが、あちらの方で皆掘っています。という方向に行きます。遠浅の砂浜ですけれど、もう、すぐに生き物達が沢山うごめいています。小さいヤドカリたちがこちょこちょと、そして小魚が、サンダルに履き替えますけれど、これで、マテ貝採りをどうするのかと思って、皆が掘っているところへも、砂を後ろに跳ねさせながら行きます。子供達も親達も楽しそうです。こういう場に来て楽しくなかったらだめですね。野付でのアサリ堀りも思い出しました。
　でも暑い。日焼けが嫌。帰ることにしました。実行委員会のテントに近づくとアサリのお味噌汁を作っています。良い匂いです。でもあと一時間浜に居るのは、私にはできない。中天時。
　バスを待ちながら、パンを食べ、麦茶を飲みます。何だかあのバスです。運転手は女性です。乗客より彼女が可哀相になります。
　午後は、あまり効率の良い日にはなりませんでした。朝、押入れを開けリュックを探した時に、古い型のリュックと、すでに剥げかけた私達の新婚旅行のために買った鞄に黴が生えているのを見つけました。捨てます。

　今日もいろいろな事があった日です。岩手からアースディマーケットにロジデリが出てくるというのをお知らせだけ書いて自分が行かないわけにはいきません。寝ている連れ合いに、たまには私の行きたいところに一緒に行ってくれてもいいんだけど、と言い置いて出ます。長井のレインボープランの食の架け橋大賞受賞以来の代々木です。
　アースディも代替わりしてきて、いい方向なのかしらと思いながら、あちこちを覗きます。岩手の渡邉さんたちの被災地応援のブルーベリー生はもうありませんでした。とうもろこしを、胴長のお礼に買いました。そしてブルーベリージュースも娘のバイクを見ていてくれている管理人さんへと買って帰ります。
　お昼も済ませて、暑さにくったりと、休んでから、お礼にあちこち行きます。今日で朝顔市も終るのですが、今年はどの日もいけませんでした。もう行っても朝顔の鉢もないね。と言います。
　娘のバイクのお礼を届けに私は少し遅くでたので、連れ合いの夕方の自転車散歩の時間になってました。迎えに来た途中、タクシーのドアが開いて擦った、と半ズボンから出ている脚に擦り傷をつけた連れ合いです。自転車で車道を走るのは、歩道を走るのも危ないけれど、危険だらけです。でも、まあ、大事故でなくて良かったと後ろを着いていきながら思います。

　ことばの学習が足りないと、今年も都立高校の日本歴史文学講座を受けますが。今年はれっきとした仕事のための研修です。眠ってはいけません。しかし、梅雨明けした暑い昼下がり、日焼け止めを腕に塗らないで、自転車で１３分ほどです。長袖は羽織っていたのですが、授業途中でひりついてきました。水筒に詰めた麦茶と氷を口には含みますが、長袖だったからまさか、日焼けしたとは考えずにいましたが、帰宅する頃には赤らんでいました。凄い陽射しですね。今年からは藤原定家についてになります。冷泉家の時雨亭文庫の資料整理についてなども話され、興味は尽きない講座です。今月はどちらかと言えば背景と資料の見かた、尊卑分脈と公卿補任についてで、来月からが歌に入れそうです。私は来月は出席できません。なんだか忙しい八月になりそうです。
　かなり夏至をすぎた夕方を感じながら家に戻って、玄関を入ると義母が先日の社長さんがさっき持ってきたよと、大きな箱を預かっていました。道端での話しのついでに、八月の雨水探検隊の魚類観察の時に胴長があると良いという話しをしたので、買ってきてくれたのです。何か言っていたかしらと義母に訊くと、私はあんたがあの人とおつき合いしているのを知らないからと言います。あらま、聞きようによっちゃスキャンダラスな言い方。道端でのお話しをおつき合いと言うなら、あの人もこの人もどうしましょう。ではなくて、PTAの時に私達の年度が女性だけになって車をどうするかと言った時に、総務の役員さんの頼める人だったことから、仲間のお店でいろいろ話していて、知っていたことからです。急いでお礼を言いに工場に行きましたが、工場に居なくてご自宅に上がったら奥さんは、何の事やら聞いていないけれど、配達に出ているんでしょう。といいます。奥さんも知らなかったんだ。まあ、これもスリリングですね。 水着でなくて良かった。
　地域に住むひとで居たいという事は、難しいことです。先日もPTA時代の先輩が来て、宗教ではないからとパンフレットを置いていってくれたのですが、これも、墨田区大会などを催す、日の丸を壇に飾る団体です。ぼーっと家に居るのも、難しいことだと、思いました。うかうかとこの地域の人材だからと、言われてでかけるところだったのです。まあ、いろいろなおつき合いがあるのですよ。狭い学区の中でも。
　戻って、箱の外に付いていた封筒に入った、マス用とかアマゴ用とか大型渓流魚用とかの釣り針にまたまた驚きます。本格的な川釣りも行けそうです。何はともあれ、今年の夏は有効に使います。

　メンテナンスと言えば、予約してあった歯医者に行きます。虫歯もありましたが、歯肉にポケットができ、歯石も溜まっています。プラークコントロールですね。と言われました。次回は虫歯の治療と歯ブラシ指導です。という事です。でも微妙に感じている部分もあってレントゲンを撮られます。また放射線を浴びてしまった。病院にすると、より明確な説明のために、患者サービスなのでしょうけれど、迂闊に放射線を浴びていては困ったものです。反原発は名ばかりの私です。
　帰り道で、ご近所の医療機器工場のご主人と会いました。パルシステムの協力会の異業種交流部会に紹介して、町工場の交流についてお話いただいた方でした。暑いね〜。の挨拶から、実はあの時自分は話しができない、言葉が出ない状況だったと言われびっくりします。私に迷惑がかかったのではないかともおっしゃります。とんでもない事です。むしろ、ただ近所のよしみでお願いしてしまって感謝しているんですよ。と言いますが、実際、私が住んでいるところが、町工場の中であるという事。暮らしの中に、ものづくりが在るという事を当たり前と見えているから、単に組合員活動の工場見学の経験だけでなく、商品工場の公開確認会という、消費者が一歩踏み込んだ事を無理無理押して作る事ができたのだ、と道端の立ち話で考えます。
　製造メーカーの、考えている細々とした規則・基準というものが、消費者の想像力を超えることになっては、同じ理解では話ができなくなるのです。そして、責任を購入する側は無いとして、メーカーを潰すような事を正しい消費者の在り方としてしまうのですが、ともに暮らしの中での技術なのだという理解から、どう改善できるのかという提案を消費者側からできるはずなのです。
　近頃、消費者は分からないからと言う言葉が出ていたかと思います。それは、サイボーグ００９で出てきた死の商人ではないでしょうか。ブッラクゴースト団でしたか。見えないところでの怪しげな技術。
　食べ物というものが、いのちの繋がりにある限り、同じことばを消費者は持っているのです。
　だから、私は消費者が工場の確認をしていけるのは、自分のくらしを、語れる消費者になる事だと考えます。で、社長さん確か釣りが趣味でしたよね。今度雨水探検隊で、葛飾の江戸川新八水路で魚類・生き物観察をするんだけれども、ボランティアも声かけるかもしれません。

　さあ、しっかり藪川プロジェクト起案しようと、そして大潟村への植樹計画も立てないとと考えているところに、区役所の税務課から電話です。思わず株式会社マハラバ文庫です。と応えてしまいましたが、娘の名前を言われ、バイクの放置についての連絡があったという事です。まったく出かける間際に、友達に預けたから大丈夫と言って、後は心配ないからと言っていたのに、結局、海外滞在中の細かいことが起こったら、うちが応えなければならなのだと、出かけてしまった本人は考えてもいないでしょう。若いというか、考えの及んでいないと言うか、すぐさま、パソコンでのメールを送りました。そして念のために携帯メールも通じるのかどうか分からないのですが送っておきます。
　バイクのあるマンションの管理人さんにも電話で事情を説明します。そうですか連絡ができないのですか、倅さんも思い切ったもんですね。と言われます。あの娘なのですが、申しわけありません。
　親の顔が見たいと思います。

　組織も人の考え方も定期的にメンテナンスが必要です。またはアップデートと言いますか、その時々の最良、最新の状況に整備しておく事がのぞましいです。今日の午前中は、パルシステム東京となる、東京マイコープの創立40周年についての話し合いに参加してきました。もう引退したものには、ただ参考意見を述べる役割りでないと駄目ですね。自重しましょう。
　なんと言ってもアップデートの機会が少ないので、手持ちの事例が古いのです。では顧問らしく大所高所でものを言えるかと言えば、とんでもない私でした。
　そうです。私個人の記憶とか思考のメンテナンスと一緒に、一つの組織のメンテナンスの必要を考えているのです。今日の会議でも、様々な観点が述べられなるほどと頷く事が多かったのですが、周年行事などをすると組織は保守になります。それでもまた、常に中からも外からも、改革を忘れていない組織でないと、維持する意味は無くなるのです。かならず組織より先に時代の方が変化するのに、組織を構成する人間は変化したがらなく、さらに言えば懐古にのみ陥るのです。顧問であるとは懐古ではなく、在りたいものです。
　午前中でその会議を終えて、家に戻ります。午後2時半に浄水器のカートリッジの交換を頼んであるのです。それなのに、連れ合いはお昼を出かけるというのです。一つの台所だから、まだ、調理できる時間でないのですけれど、家に居た方がいいと思います。それなのに、です。連れ合いはやはり、自転車で出るというのです。せめて亀戸でいいのに。この人のメンテナンスは、義母ではなく私がしないとならないのでしょうけれど。

　もちろん私だってまだという思いもありますが、半世紀リーチです。昨夜は暑さに負けてしまってました。更新できない夜でした。もう少し用心深さが身に付くと良いのですが、炎天下を歩きながら、海へのいざないなどを諳んじて悦に入っていたのです。やはり熱射の大都会です。
　娘の行動も見ていて危なっかしいけれど、心配を突き破るエネルギーがあることをまず肯定してやろうと思います。細かいことはあれも言ってなかったこういう注意もすべきだったなど、あとからあとから出てくるのですが、ようやく朝になってメールが入っていました。出勤していた連れ合いには携帯で知らせておきます。ともかく目的地に行き着いたという事です。これから、どういう風な町の様子や学校の様子が報告されるのかが楽しみでもあります。
　そして、藪川にご一緒したこれも若い女性が岩手・宮城内陸地震の被災者支援を考えて、直接買い付けの話しをして今度の日曜には代々木のアースディマーケットで売るという情報に、それは株式会社マハラバの地域のページに載せるからと連絡はしたものの、思うように記事の配置やらリンクをつけるのが難しく午前中一杯かかってしまいました。午後はパンを捏ねたりしているうちにまた、暑い一日が終ります。通りに打ち水します。

　朝から暑い日です。連れ合い宛に区の国民健康保険課からの還付通知が着ていたものの手続きをしようと思います。私が連れ合いの扶養に戻らなかった時に、世帯というくくりで、世帯主名で管理されていますが、私が払い込んでいたものです。そして何故か上の娘が会社を辞めて再就職する間にも、私の口座から引かれていたものの合算の還付です。社会保険になっても、区の国民健康保険の窓口にその事を告げに行かないと、いつまでも引かれているしくみだったのですが、どうにか上の娘の方の手続きも終ったのです。
　ところが、書き込む時点で理解できたのは、払い込みの口座には戻って来ないという事です。あくまでも、世帯主様の口座への還付になるというのです。もう何が何だか、一人の独立した人でいるという事をどうしてこうまでも、行政というのは拒否するのでしょう。家制度の世帯を温存してあるのです。ともかく、私の口座番号を書き込んでしまってますから、どうしたら良いのかを区役所に電話します。この制度の不都合はいろいろと言われていて、改定を進めるところです。と言われます。当然でしょけれども、誰にとって使いやすい仕組みを考えられるのでしょう。仕組みというのは作ったものの都合が多いのが実際です。使うものの立場をどう吸い上げられる改定でしょう。私は世帯分離はしていないし、離婚もしていないのですけれど、これが離婚でもして、前の国民健康保険が前夫名義の口座に払い込まれているような例が出る仕組みではないかと思いますし、子供も独立性というものもまるっきり考えられていない仕組みに思えます。こんなところで、愛は語らなくて良い。
　口腔のメンテナンスをしたいと歯医者に行ったら、痛みがないなら、本日は予約だけでお願いしますと言われ汗拭きながら家に戻ります。　
　区役所は窓口に身分証明証を持ってきたのなら、還付金の現金でお支払いできます。というのです。まるっきり訳わからない仕組みですが、夏休みに企画を考える元手にはなるかと、さらに暑いといいながら、日焼け止め塗って手袋をして、ツバ広の帽子を被っていくことにしました。面倒くさくても、改定すると言っているし幾ばくかの現金が戻ってきたら単純にいい気分になって、昼食後、信用組合の口座に入金に行きました。
　何という事でしょう。下の娘の国民健康保険の分が私の口座から引かれています。娘は何回か電話で卒業後海外に行っているので、しばらくは、減免の手続きを税金も年金も保険もしていったはずです。確かに減額はされていますが、下の娘は金融機関の指定はしなかったのに、区が勝手に区内にある世帯の口座から引き落とすのです。こんな個人情報にも関連する事、どうして一言の断りも無くできるのでしょう。
　今日の熱気は私の怒りです。

　20年振りかにかけたパーマは、一回洗髪したら延びました。ただの寝癖の朝です。娘は朝ごはんを済ませると、荷物が重いとまだ、入れ替えをしています。あまり大袈裟な旅立ちはお互いにしませんが、誰も知人のいない、日本人が居ないから行って見たかったというテキサス州のどこかへ行きます。学校だけは手続きしてありますが、宿も仕事も着いてから探すことにしています。BSEの肉と遺伝子組み換えの小麦を食べるんだろうね。やりたい事を自分でするんだから行っておいでなのです。義母も帰ってくるまで生きているからねと言います。ガラゴロと大きなスーツケースと大きな旅行鞄で出かけました。さあ、今まで不自由であった部屋の使いを一掃します。少し家具の配置も変えてみようとなって、机の向きを変えて、サイドテーブルの機能をオフィス仕様にします。すなわち、このパソコンとプリンターを並べて置けるようにしたのです。ついでに配線のごちゃごちゃを巻きなおします。連れ合いが抜いていくケーブルにちゃんと繋がるのか、びくびくしながら、ああだこうだ言います。このケーブルの絡むのは機械を移動させながら使っていたからもありますが、しばらくは固定でしてみます。ポイント景品のこんせん君のマウスパッドも出しました。一ヶ所いじると、書類も入れ替えたいし、押し入れの中も落着かせたいとなります。娘が二年間入れておいてと、ベンチも、テレビも屑篭もバスケットボールも詰め込んだ押入れ。そこから、客用布団や和服の箱やらが玉突きのようにでて、そして、書類と、フリーマーケット用品が混在するようになってしまった、押し入れを、もう少し時間を取ってまた、入れ替えしないとなりません。作りかけになっていたタイシルクのスーツは娘の居る間に、相談しながら直そうと思っていたのですが、お母さん自分でやって、となりました。これもしなけりゃ落着きません。テレビのアンテナは、取り戻せました。どうもチャンネル権どころか、娘の居た部屋にアンテナの配線があったので、差し替えしにくかったのですが、これで、自由になります。
　一片付けが済んで、鏡台の椅子に座っていると、連れ合いが、寂しくなったの？と訊きます。どうでしょう。
　また、猛暑の中を、日焼け止めを塗りたくって、自転車ででかけます。

　今日がその日になりました。東京ぱるとも会設立総会。呼びかけ人の一人として、設立検討委員会からはじめて、準備会になり、ようやく本日設立総会を終えましたが、ここまでに足掛け２年かかりました。検討委員も準備委員も皆手弁当での会議を重ねて、会則や運営体制について、総会で同意を得られるものを論議してきたのです。退任したものが、一定役割りを充分したあとも交流・親睦ができ、さらに本体の現役の人達の支えとなれるように、情報をきちんと執行者から得られる場を一年に一度は持つという事です。そして、今日設立したことで、合併した二つの生協の、それぞれの前身時代に統一をしてきた地域の小さな生協を、創ってきた人達へ遡るための取り掛かりになるのです。これから、整備しなければならない事が、膨大にあります。
　しかし、退任後のみなさんが、実は新しい活動を語る様子が素晴らしい懇親会でした。みな、今していること、今くらしで見える課題を実に熱心に語っています。いきいきと今の活動を語りながらその根っこに食料自給の話しや農の話しをしていらっしゃいます。　この数日ネットで読んでいたこともあったのですが、やはり生の肉声で、その人の表情を見ながら聞くということで伝わる力の大きさを思います。
　見習うべき先輩方の姿や活動を見聞きしながら、みなさん自立した個人としてあるのに、何を私はそれこそドンキホーテのように、ひとしての自立を探ると言いながら、社会の枠組みのおかしさに抵抗しているのだろうと。今している事を省みてしまいます。組織とは、何のためにあるのでしょう。
　ただ、小さな生協から合併をして今の形になるまでの、その時々の総代会や組合員活動のテーマを振り返り、事業統合という事も、一人ひとりの組合員の主体的意思と行動で行なってきた生協だと、再度認識をします。何回も、総代会で否決される経験をもって、議案に対しての反対数も多いのですけれど、この退任者の集まりでの、皆の笑顔。皆、我が生協。として考えているのです。

　懇親会で閉会を述べた後、家に戻ったら、大騒ぎで荷造りをしています。明日成田から娘は二年間バイトしながら遊学するとダラスに行くのです。

　難しい事は重々承知。自分の力不足も思い知っているのですけれど、同じことばがどうして受け取り手によって、違う解釈なのか。とか、表現が悪かったのか、もっと相手の言うことを良く考えてから言えばよかったのかとか。ここに書いてあるのにどうしてかなと。毎日思っていたのです。そう今日だってそう思います。せっかく別立てのホームページを作って事業の概要も出ているのに、具体性が無いのでしょうね。虚ろに見えるかしら。何をしたいのかわからないって、書いてあるじゃないと、そうではないのです。
　私が、時間をとってやりたいのは、誰が読みたがるのかも分からない、父の講演録のテープ起し。そして本の整理。

　ある方がことばのページにこれからも注目しますと書かれていました。そうなんです。一番難しいかも知れないです。とお返事しながら、実は一番昔からやっていた事だとも思います。そしてこの十数年、いろいろな場面で、少なからず修練しているのはことばです。
　それを、会社としたのは、何時でも変わる事なく私のテーマが、相手とのやりとりの難しさの中に、どう一致点を創れるのか、お互いにここで納得できるというものになるのかだからです。商品であらわす事そのものでもなく、様々なところに行くことは、その為の一段階であって、そこに創りたいものは、協同する意思。でしょう。そう思えたのは、集合写真ができましたという電話だったように思います
　ところで、似ているものが今日報道されていました。外国人j女性と、住所の無い路上生活の日本男性との偽装結婚の斡旋をしていた宗教法人の荒稼ぎ。これってコミュニケーション・クリエイト。人と地域とことばを結ぶ。うーん考え込んでしまいました。

　じ。と読むと音だけだと汚いかしら。個ではないのです。これが何だか分かったら、どのような宗教もいらなくなりますね。アイディンティティーなどという事もすっきりするでしょうけれど、なぜこの「じ」なのかというと、自給の反対をどう言えばよいのか、もやもやと考え込んでしまったからです。反対のものがあって明確になることが多いものですから、自給率に対応することばはあるのでしょうか？でも自給でないことはどういえばいいのかとか,何からを自給というのかとか、迷路に入って考えるのです。他人の御浄財で育った身です。頂き物のいのちです。
　自分というものも、どこからが、じぶんを成すのかというお話しが仏典にあります。目を言うのか口をいうのか、頭なのか、手なのか、分かち難くあり、なおその全部をさす。それはどこから他と違うのか、自とは一つのようで、他は多数となります。
　今わかるのは、自という漢字を〜より。という基点をさす言葉であるということです。

　ビックイシューについての本を読んでいますが、今日は泪橋を越えて山谷を通って浅草のほうづき市を見に行きました。

　ここに来てまた、物事を上手く伝えられるにはと悩みまくりです。コミュニケーションクリエイトとはなにぞやの問いの中に入っています。　
　人というものも、地域も、うまく繋がらないと、中とも外とも。そして今のインターネット社会の中で、一つのコミュニティで、人の悩む様子を見ながら、でも、さらっとしている。ここまで、苦しいという状況を言っているのに、もし勘違いで、余計なお節介だったらどうしましょうですし、ハンドルネームでの上滑りなものにしかならないのかしらとか。
　ニムの家ねずみの続編はまさにコンピューター時代の、危機について。でしょうか。ネズミがプログラムできるのですけれど、そしてここに集団に相容れない個というものと、親から子供への残せるものとは。とか。を読みながら私も、同時進行的に、伝えるという事について考えています。株式会社マハラバ文庫のリンクの構想は、このような事を踏まえて新しいコミュニケーションを創り出せるとまでする事が可能でしょうか。
　自分が子供達に充分に自分の考えを伝えていないことを残念に思います。自分は親からの教えを沢山ありがたく考えているのですが、これは、自分までの事。
　そして嫁であるというのも、家の奥に居ると、通りの情報は玄関先までで終る事もあるのです。まさに家内です。どうやら通りの建売住宅の工事に関連して、少々の不都合な事をお詫びに関係者が挨拶に回っているようです。後で分かるとは思います。ともかく物事を伝えるという事は、難しく、取り組む甲斐のあることです。

　今日は、日経朝刊を読んでいて、幾つも興味を惹く記事があったのですけれど、法務の欄に債権法改正について書かれているところで、止まって、何回か読み直しました。朝の食事時間の慌しい拾い読みと、義母も読み終わったのを待って広げたのと、夕食の準備前の時間にとです。消費者保護も配慮という見出しだったからかもしれません。
　分からなかったのは、明治時代に制定された民法が「抽象的なひと」を契約主体として想定している。というところでした。二十世紀後半以降その概念ではとらえきれない「労働者」「消費者」「事業者」という契約主体の重要性が増してきたということが書かれているのです。１１０年ぶりの見直しとかかれています。
　さて、ひととは何で主体とは何なのかという私の問いに、絡んでくる記事でした。「消費者」であることも「組合員」であることも取り払って、地域に生きるひとになる事をめざした時に、結局所帯というくくりに入ってしまうから、そうでなく、個としていられるひとを求めて、株式会社を創るとなったのですが、ここにきて抽象的なひとではくくれないとなるのは、困ったことだと思うのです。それならば、税金とか社会保障の論議でいう、個人の考え方と揃えて整理して欲しいものです。
　私の曾祖母は、霞ヶ浦の網元の男勝りの家付き娘だったようですが、彼女には、農も漁も商もすべて、一人の村に生きる個人としての責任に見えていた。そういう１９世紀、２０世紀前半だったはずです。今むしろ、食べる、消費することで、生産と繋がり、別な側面での生産行為であることを、どうことば化していくかを課題にしている私は、この法律改正の動きは目が離せなくなりました。
　だいたいいつまでも、消費者が保護される存在でいるという、恩着せがましい言い方に腹が立っています。一つの生産の側面を受け持っているという自覚をどう制度化していくのか、でないと、いつまでも、弱い立場を守る事を逆手に取った消費者主権に堕す、自分を見そうです。

　この数日、少しずつ、書いては保存していた檻の中の差別を朝５時におきて一気に書き写します。しかし、昨夜交流会後に連れ合いと、待ち合わせして帰宅しまたけれども、お風呂にも入らず眠り込んでしまったので、まずお風呂に入るのです。滅多にないほど酔っていたのですね。今日は父の命日です。何としてもこれをアップする事と、母のところに行ってこようとしているのですが、あまり気分良くありません。二日酔いです。ガンガンするような、お腹もぐるぐるしているのです。汗拭きながら、何回か水をコップに汲んで飲みながら、アップします。合間に洗濯は終りましたから、母に電話をして、これから行くからと言いますと、明日になると伝わっていたようです。
　常磐線で土浦を過ぎると、見事に蓮田に葉が繁っています。毎年８月には何とか来ているので、花が残っているのは見るのですが、父の祥月命日に来るのは初めての親不孝娘です。
　蓮の葉の波打つ様子を電車の窓越しに見ます。実に広がりのある蓮田ですが、これも、お米ではなく転作になっているのでしょうか。
　母のところに、そうは長居をするものでもなく、少し顔を見せたくらいです。ちょうど娘が来ていた時、隣家の男の人が亡くなって大騒ぎだった事を聞いてきましたが、母にとっても、かなり大事件だったようです。私の居る間に、片付けに山形かれ出てきたというその男の人の親戚が挨拶に来ました。
　こういう、一人暮らしの多い母達の一戸建てアパートでは、いろいろなドラマがあります。もう母もここに移って２０年にはなるでしょう。父の命日に、「米は実りて」の撮影をした原一男さんを、母の周囲で知っている人に渡すように、営業する娘でした。

　階下の食事をするところのホットカーペットも外します。二階のものは、自分で、水ばしょうでお風呂で踏み洗いしてしまいました。晴れが続いてくれたのでできました。階下のものは少し毛足が長いのと、義父母がさっぱりと感じられるといいと思い、はがしたら、クリーニング店まで運んで行きました。電熱部分は二階の天袋に入れることになりますが、この午前中は娘の布団が出ています。昨夜、茨城の母のところから戻ってきたのです。電熱部分をしまう時間はできそうないです。食事をする場の畳に雑巾かけをします。お風呂の残り湯で拭くと、これが真っ黒になっていました。半年ばかり敷き詰めてあった下なのですが、こんなに黒かったんだと、感心してバケツのお湯は捨てて今度は水できりっと絞った雑巾での仕上げ拭きをします。さっぱりとした畳の部屋になりました。
　ついでに、開きに入れてある奄美プラムのジュースや梅ジュースの瓶を揺さぶっておきます。これも、どうも私は作るほうが楽しみで、飲む事は義母の方が楽しみにしているようです。梅ジュースは一本母のところに娘に持たせました。奄美プラムジュースは綺麗な深い紅の色です。
　それから、午後に備えて、名刺をプリントアウトしようと思うのですが、せっかくだから新しい方のホームページを入れようとすると、カード作成ソフトの操作を忘れています。一つ覚えるころには、前のことは幾つも抜けていっているのですね。もう時間がぎりぎりです。ほとんどパニックで、これも寝ている娘を越えてプリンターの操作をしている自分に腹立ちます。
　午後からは、茗荷谷でNPOあったかキャッチボールの企画の内山節氏の「ものの価値について」です。

　空梅雨なのかと心配します。今日は電話やメールの連絡の多い日になりました。少し雲もありますので、ベランダに咲き始めた桔梗の花などを見ていたら、かかってきた電話が懐かしくいろいろと話し込んでしまったり、します。
　それを口実に家事も含めて、どうもリズムに乗らない日になってしまいました。一回外に少しの用事をしに行ったらもう、お昼時間になってしまうのです。
　長岡の叔母さんから笹団子が贈られてきました。これは我が家で食べきれない量です。ご近所の何軒かにおすそ分けします。この暑さの中でクール便で来たものは、たとえ殺菌作用の強い本物の笹の葉を使ってあっても心配です。美味しいうちに食べてもらいたいものです。
　MYパルのページの切り替えにいつも、かなり時間をとられてしまうのです。操作自体はなれたのですが、昨日のように、暗くなってからまで待って写したものを入れ込むと、考えていた時間の方が長くて、日記も溜まってしまっていたので、夜遅い作業でした。今までは、自律としての就業時間のようなものを、設けていたのですが、少し考え方を変えていかないと、肝心な自分の時間をどこにもとる事ができないと気づきました。
　このあたりのメリハリと融通の効く考え方にしないと、暑さ負けしそうです。それでも、いま「食べること」を問うを読み進めています。これも以前は電車の中という時間が使えたのですが、今はどこに切れ目をいれたら、読書時間が確保できるのか、常に判断しないとなりません。情報収集だけでは、駄目ですからね。

　気分が楽になって、オフィシャルサイトと呼ぶには単純なつくりのページをつくって、一安心して、縫い物も気持ち良くできます。ボタンホールは絶対手でかがった方が綺麗だよねと、娘との会話です。学校に上がる前に祖母に針を教えられ、それから、フランス刺繍の手本でしたのがボタンホールステッチだったからですね。山の中での女の子に教えられることは、町育ちの祖母にはそういう事だったのですね。綺麗に針目がそろうとボタンも引っかからず楽です。パジャマが新しく仕上っています。ここで、また、やりたい企画についてああだこうだを考えますが、もう持てる資産をつぎ込んでやりたい事がまだ在るという事は、楽しい事だと思うのですけれど、その資産やらがあるのかどうか、会計ソフトと通帳を再びにらみ合わせる日が始まります。夏休みの計画も目白押しのようにあります。　あまり回りに迷惑をかけないで、実現できる事を地道にしないといけないでしょう。
　押入れも少し動かしやすい天気ですから、お祭りこんせん君をしてみます。豆絞りの手拭を義母から借りて、耳と角の間に乗せてみました。ブログもできたのですが、つながり方がまだ知恵の輪のようですね。

　今日は午前中に、ベランダのプランターに昨年の刈った植物の乾し茎などを埋め込みました。もう堆肥になるのを待っていられないのです。プランターと植木鉢の土は再生できるようなものではないのですね。園芸店で買ってくるものからはじまるのですから、差し引きでプラスもマイナスも生じないというのは、ありえないのです。そこに生えたもので堆肥化を考えるといっても、せいぜい小さな木製プランターが四つ素焼き小型のプランター二つ。これに素焼きの植木鉢が二つ。そしてサボテンの入っている小さな焼き物の植木鉢。山椒も焼き物の植木鉢です。これだけがあるのでもうベランダは狭い。あと田んぼと堆肥用の発泡容器と油缶。もう耐えられないと、油缶に溜めてある乾茎や園芸用土を、今夏中に移動したくなったのです。全然、生えているものに配慮などありません。この蒸し暑さの予想される中で少なくとも土の中に入れてしまえば、何とかなるかと思うだけで、やってしまいます。
　そして、火鉢の中を観察します。水色の発泡容器のたんぼにイトミミズが発生してから、ベランダ滞在時間が増えています。実は昨日火鉢田んぼの中にも、イトミミズを発見したのです。こちらの方が、細かい黒い土で水の深さがあるので、見えていなかったのですが、多い、しかも固まった団子にはいかないけれど、絡み合った、一個体のようにもなって、まるで、もののけ姫に出てきた病に冒されたクニガミ様の身体に取り付いていた病神のようです。
　おかしい。水色の容器に見つけたときは色っぽさに感歎したのに、あまりに集団で動いていると、怖気づいてしまいます。

　海開きや山開きのこの日は、新しい気持ちになれる日です。喜びとともに来ます。昨日できていなかった言葉が、目が覚めると形があるのです。
　新しいことも幾つか始めます。株式会社マハラバ文庫のサイトのお知らせで半日かかりますが、その合間に新しいホームページにはブログも付けてみました。そんなに個人の生活のように毎日書けることがあるサイトではないのですが、こちらを読んでいる方々の感想でも誤字や勘違いのご指摘でも寄せてくださればいいですね。でもかなり入り方の腹立たしい仕組みのブログです。
私が最初にブログをしようと思わなかったのは、まずこの文庫の目的が父の書いた文章の紹介にあるからでした。紹介を中心に進めようというのに、ブログのようになると、時間をとられてしまうという事が、面倒だったのです。
　そしてあの頃見ていたブログはその管理者が、管理しきれない、トラックバックやコメントが多かったので、あまり良い仕組みには見えなかったのです。問い合わせフォームを作ってそこへの書き込みと、返信でもかなりの双方向なのですが、これ以上書くものを増やしてやりきれるには、どこかで、気を抜きながらにしましょう。