ここに来はじめてから、今回は同行者の中身が全然違います。一通りイーハトーブ農場を朝の内に周ります。彼女達に見てもらいながら、何だか私が嬉しくてどうするんだと思います。ものすごく意義を感じるメンバーで来ることができたのです。後から集まってくる方々も、熱いですね。受け入れる方々の熱さとの間で私はボーっと。していたはずが、何で？ヨガをしなけりゃだめだと、ホールでみっちり。ああ、少しほぐれたと、仲間の待つ部屋に戻ったらまた、呼ぶ声がします。何とここまでヨガのDVDを持ってきている人も居るのです。それをわざわざセットして待っていてくれるのです。ありがたいやら、そこまで私の運動不足が表にでている情けなさと思いながら、残っていた午前中の時間を、顎をあげて呼吸を深くしたり、猫やらコブラやら犬やらのポーズで基本を見せてもらいます。基本コースがこれがきつく感じるのは、よほど身体が硬くなっているのですね。ここに、新幹線組の方々、きゃーっ、懐かしい！こんな山の中で。みんなの大事なコンサートなのですね。お会いできて良かった。
　コンサート前。湖の方に行きたいと下りていって、皆は林の足元のふかふかした感触に感動しています。私は、今までこの岸の土の色を見ることがなかったのだと、たいがい雪だらけの時に湖に来ていたと分かりました。面白い湖岸でした。ここに多分マイマイガだと思うのですが、卵がびっしり木の幹にありました。今年は虫の大発生はあちこちで取り上げられていますが、ここにもあったのです。何かのバランスが乱れているのでしょう。戻ります。
　シートに座って、懐かしいナンバーから入っていきます。親しみやすいポピュラーなものです。楽しい。皆の顔を見ていると、なるべく引き合わせたいと、それぞれの人の繋がり方や感じ方を思います。そこにまた、自転車で日本一周する21歳学生が加わります。たまたまの藪川です。
　雨です。判断の難しいものです。演奏も歌もそしてダンス？もこれからなのですが、一旦、中断して様子見です。　軒下借りる雨です。再開できたと思った途端、さっきより凄い土砂降りになりました。これは避けようがないですね。ドン・ボスコのパンが出ていました。オレンジピールのパンを買いました。風邪をひいてはいけないので慌てて着替えます。さんさ踊りがホールで始まりました。これがまた、大変難しいですね。もともとリズム感の足りない私。タコ踊りになるかもしれないと恐れながら真似るのに必死でした。ここでも体力勝負の勘違い。しなやかな皆さんは美しい。見とれながら、太鼓と笛に聞き惚れながら、足、足、手と振り回します。
　ああ疲れた、そうこうするうちに、炭火もおきたようです。藪川の女性達は、ずーっと朝から動いています。昨晩からですね。そしてあれだけ踊れるのですから、やはり藪川でも、女性が頑張っている。そして男の人も。
　だから、美味しいバーベキュー。です。さんまもイカも鮎もたっぷり。とうもろこしも、生でも美味しい。生のようでも美味しい。満腹。
　今回は私達はログハウスに行かない組。ああ、お風呂に入って、と思ったら、なぜか階段上でも厳しいご指導。腰回し。そのうちに他の女性も加わって、暗い窓ガラスに映る姿をみながら一斉に腰回しです。お腹を引っ込めるには、と部位別指導。太ももが張ってきます。絶対に一人ではこんなに時間をとってやらないというまでします。ヤコスのミュージカルダンサー志望の若い女性も上がってきて、プロの技を見せてくれます。簡単そうにしていますが、鈍くさい私は逆回しになったり、回しながらお尻の垂れているのを感じたりの時でした。そこに見てはいけない場面に居合わせた納豆屋さん。忘れましょうね。悪夢にうなされないで下さい。
　部屋に戻ってアイタタです。お風呂でほぐします。今日は皆が私の身体を心配してくれているのがひしと分かった日です。

　昨夜からの不順な空模様は明け方も雷と土砂降りでしたが、５時に起きて炊飯器のスイッチを入れ、洗濯も始めます。義母の起き出す時間です。私は今日は岩手の岩洞湖ジャズフェスティバルへの初めての参加で、前夜からの泊まりになります。今まで新幹線利用で訪問していましたが、今回は車で東北道を行けます。毎年誘われていながら、必ず、雨水探検隊の行事と重なっていたので、藪川の秋、冬、夏は書いていましたが、夏を書いていなかったのです。今年は探検隊の方が一週間早まったお陰で、結局続けて家を空けています。おにぎり二個は作りましたけれど、残してあるご飯についてはどうなる事やらです。傘は持ちましたが、あの藪川を思うと履き替え靴を持つかどうか下駄箱前で少し考えてしまいました。でも時間に追われて、ぎゅうづめの荷物にはこれ以上は入れません。
　新宿駅に向う途中では中央線が乱れています。八王子で土砂崩れだそうです。ニュースを聞いてまだ寝ていた連れ合いに、中央線が動いていないかもと言ったのは、連れ合いの出勤の足への影響を考えての事でした。自分が乗る事はすっかり考えていませんでした。本当に家篭りに頭が慣れ切っているのです。
　なんとか、見捨てられずに新宿８時集合で寺下号が出発します。今回のメンバーは私と同年代、パワフル熟女です。気の置けないお話しの車中で、ひたすら単独ドライバーはハンドルを握ります。佐野サービスエリアでの給油をし、延々と長者春まで行って昼食休憩です。かしまし娘にも劣らない、私達はまた車に、そして東北道から４号線にそれから、イーハトーブ農場の事務所に着くまでの行程は省きます。目標としていた４時半よりは遥かに早く着けました。このあたりの時間配分は１１月の大潟村行きの参考にします。岩洞湖活性化センターに着いたら、もう前夜祭準備が始まっていました。

　そうです。月末でもあるので取り散らかっていろいろと考えて用意していたことを、言葉としてまとめるのに集中する作業を今週はしています。これが心地よくも反面苦しい。一人の作業です。調べ物も精査していきます。二つのパソコンは並べて同時に開ける必要もでてきます。そこに、配送日のための確認もしたり、雷雨が来るからと、電源落としたりして時間が過ぎると、せっかく集中していた構文が乱れます。空を見ては大丈夫だろうかと、またスタートアップします。いつもの月より早めに進めています。これは、明日から二泊で出かけるので、帰宅後にはしたくないからです。帰宅したからと言ってすぐに取り掛かれるものではありませんから、滅多に無い集中力を自分なりに発揮しているのです。一日そのように畳みに座って、重いお尻を乗せていた脚は血管が詰まりそうになっています。以前治療した下肢静脈瘤のような感じです。やはり間に動かないとだめです。でも、お天気はすぐ変わってしまいます。雲の動きを見ながら画面をつけたり閉じたりですから、一旦雷が行き過ぎたら、あとはからっと虹でも出て晴れるというのが、晩夏らしいのに、また、どす黒く雲が空に立ち込め、ごろごろと遠く雷鳴が轟いてきては、地面を打つような雨になるのが繰り返されます。集中すればいいというものではないですが、決まりのあるお天気であって欲しいと思います。東京マイコープのホームページに今までのペシャワールの会とのおつき合いと、亡くなった青年へのお悔やみが出ていました。合掌。

　そうはならないのが、猫の額の面積。このご近所で、この数日続いている言い合いの声が二階で、パソコン弄んでいても聞こえてきます。もともとは家の外で野良猫に餌をやっている事に、猫が汚して困る。というような話しだったのですが、言い方やら、越してきた時のそもそもからの話しまでなっていくようです。まあ、猫には皆が迷惑していたんだからと義父も加わっていきます。
　私はどちらかというと、街中なのに、草茫茫にして、野良に居るものを可愛がるほうが良いことだと考えそうなのですけれど、ご近所で心地よく暮らすという事は、人間付き合い難しいものですね。一寸の問題ですよ、植木鉢の底の位置も、猫の餌皿も。これが大事だとまずわきまえなければと。なるのですね。
　猫も犬も繋いで飼うという経験は無かったですから、まことに自由に育つ事のできた環境でした。縁の下で気がついたら子犬が産まれていた事を見ることができたのは大事な経験でした。そのまま、地方から出てきて、都会で暮らしている人達が寄り集まっているのでしょうけれど、ここでは餌をやるならきちんと自分の家で躾ないと飼えません。モラルの事なのか環境がそうさせるのか。そもそも、土地の区切りは猫には言っても分からない。それを言っちゃあ、収まらない。

　新規就農者の悩みをたまに見て、今の日本で中山間地での集落の存続と、そこへの新規就農がどれほど、大変な事なのかとやりとりしています。自分は農薬も化学肥料も使いたくないと農業をめざしながら、入植すれば高齢者ばかりで平均年齢は６５歳集落での一番若手が、耕作放棄地の共同作業がやってくる。結局夏草の草刈後は除草剤散布の役をして、身体はちかちかして、それでも、この国で農業をする意味を問い続けている日記。それを読んでもなす術もない一人だけれど、励ましの言葉を書き込む事しかできません。
　そして、午後憲政記念館で開かれた学習会に参加します。「世界的食糧危機と我が国の食料安全保障・バイオ燃料政策の課題」というものです。農林水産省の大臣官房の二人の説明を聞いて、会場質問などして終るのですが、その間中、現場は、あの若者はという思いがぐるぐるとしています。そう、消費者として、現在知りうる情報の確認をしただけです。そこから自分自身が何をできるのかとなるのでしょうか。農水省は、何を見ているのだろうかとの思いもあります。自給率と自給力どうその違い意味づけを考えているのか、その計算式の中に。彼は、私は、個々の在り方が見える数式なのだろうかと考えるのです。

　洗濯物を出す前に、稲の様子を写します。昨日洗っておいた胴長もちょびっと画面に入ります。昨年よりは穂は細いかな。このベランダでお米を作っている意味は何でしょう。墨田の子供達の稲づくりのおこぼれですけれど、私自身にとっては、ただ食べるお米についての育てる意味を考え、麦を裏作としたり、イトミミズが土を変えていくことをまざまざと感じたり、雨水とくらしの繋がりを、深める事ができる事なのでしょう。
　さて、そしてすみだこまち便りとしてページアップしていかなければと、はじめるのは午後になりました。午前中には、昨日の開催報告などが残っていました。写真の整理をして、貼り付けていって、一つのページの構成と石けん箱の消えていく文章を書いて微調整をし終えると、もう一日終っています。なかなか、稼ぎにはならない作業です。
　厚生労働省がネットカフェ難民の支援をするという事です。いいな、今の私は、羨ましい支援です。実体は、ネット自宅困民なのですけれど。ああ、こうやって稲藁持っていれば株式会社わらしべというのも面白いかもしれない。
　すみだこまち便りはパソコンの設定してある画面プラウザによって文字がズレていると分かったので表示枠を外しました。おいおい遡ってはずしてみようと思いましたが、ここで、番外編との扱いの違いが、ことばをどう配置してきたのかで、自分の中で納得できました。微妙に違うつくりなのでした。

　小雨決行だから、そう書いてある通りにしましょう。探検隊長に判断を任せてあるのです。可哀相ですが、私達はぐちぐち言いながら、そういうところは頼ってしまっています。打ち合わせの時点でのお約束ですからね。それが朝の六時半。どうせと洗濯はしません。胴長・網・マリンスコープそして、参加名簿と集金袋を持って、東武線曳舟駅に行ってそこから押上の改札まで歩きますが、その間に携帯に欠席の連絡が入ってきます。私の携帯は公開してあるのです。誰かが連絡網に責任を持たないと諸事支障をきたすのですから、このような場合は仕方ないですね。でも、朝まで、中止の連絡が来るだろうと待っていた保護者も多かったようです。参加申し込みからはかなり人数が少なくなりました。まず回数券を先に買っておいて渡そうと思います。集金は交通費、保険の立替分、参加費。名簿でチェックです。今日は隊長と私、そして一番頼りが隊長のお嬢さん。我が家は誰一人として今は私の活動に加わろうとしません。小さいころは、連れて歩いたからいいかしら。
　そして、京成線で高砂乗り換えで、柴又へ、ここで、一組、出発時に間に合っていなかった参加者と合流できました。良かった。そして寅さん記念館の横を通って川原に。この若い家庭にママじゃむ紹介したいところですが、ますます公私混同になりそうです。やめます。誰のこころがけが良いのか、小雨も無くなりました。
　君塚先生とは電話では連絡していましたが二年ぶりです。なかなか素敵な先生です。他の生き物観察の人もそうですけれど、同じ傾向はあるかもしれませんが、やんちゃです。え、文庫番はお転婆ではありません。ご挨拶です。ブルーシートで荷物置き場をつくり着替えした子ども達。保護者も今回は非常に協力的。日曜企画だからお父さんの参加も多いのがいつもとは違う点。胴長履くのはお父さんもお母さんもです。
　たっぷり川に触れる事ができたのでしょう。そしてほど良い時間配分だったのでしょう、魚種の説明もしっかり聞けました。ヌマチチブもいましたっけ。川に戻さないで、飼いたいという子には酸素を入れた袋でお魚一匹二匹持たせます。でも親達は生き物を飼う難しさを考えているようです。木に引っかかって少し痕が着いた子には、消毒薬と絆創膏で対処します。朝大慌てでも持ってきて良かったです。大怪我はなく迷子にもならないように注意しながら、帰ることができました。帝釈天も盆踊りの櫓があり、参道は朝と違って賑っています。押上の集合時に注意をしました。他の方の迷惑にならないように参道を通るようにと、忘れていないかな。お土産買っているのは保護者の方です。
　高砂、青戸と帰りは二回乗り換えで押上解散。一旦歩いて家に戻ります。途中で自転車で迎えに来た連れ合いに網以外の荷物を持って行ってもらいます。そしてまた自転車でラーメンを食べに出ました。疲れましたが、良い日になりました。　

　照る照る坊主でも作るのかとも考えますが、引率は面倒くさいからいっそ大雨ならばとも思ったりします。朝からどうしたら良いかと世話人から電話があり探検隊長に繋ぎますが、これがなかなか繋がらないうちに、時間が過ぎます。お天気は悪いのでしょう。涼しいと言うよりは、頭もぼーっとして、喉も痛いくらいで、もしかしたら自分も風邪でも引いているのかと思います。寒いと感じます。どこかで、川に子ども達を入れる事を危ぶんで、責任問題になったらどうしようかとか、要らぬ心配が先立つので、気乗りがしていないのです。それを口実に他のことも伸ばし伸ばしにしていたのです。でも、一つの心配を忘れているためには、他の事を集中して進めるしかないので、駄文を書き連ねる事はできました。次には、まだ理解しきっていないメーリングリストの作り方を理解しましょう。インターネットに関わる事には無料で安心して使えるものが、いろいろな機能でかなり多くあると理解できたのですが、安心というものを手にするための有料もありえます。ここが消費者の弱いところで、安心が有料であると思ってしまう。現代の誰もがでしょうか。インターネットの中に、フリーをこころやすく提供してくれるものが居るという事は、現代人がまだ見捨てたものではないと、むしろ未来こそ皆が、信頼できるようになるのかとも思えました。こころやすくって安心の字でしたね。
　夕方、諸連絡を一段落させ、うつうつとした資料読みや文章も一旦終えたら、義母と約束してあった油揚げを買ってないことに気付き豆腐屋へ、小雨の中でかけましたが、もう閉まっていました。今日はこの地域は盆踊りです。小学校の校庭には櫓が組まれています。　

　朝から肌寒いと、年寄り達と話しています。こう急に気温が変化するとダルくってしょうがない。やっと動いている感じだよ。と言います。自分でトイレに行けるうちは頑張るしかないからね。と言います。そうしてちょうだいな。こちらの方が心配をかけることばかり。今度の日曜日は、雨水探検隊の川の生き物観察ですが雨の予報です。昨日はその連絡網の確認や、保険の確認をしています。それなのに急な寒さで心配はさら増すのです。昨日がその事やら、文書を書いてもこれまた、文案ばかりで、お仕事とも言えない。
　企画の方は企画書書くのが苦手な企画会社です。それでも、一日パソコンを開けたり閉じたりしています。涼しくなったのだから、滞っていることも、しなければしょうがないと思うのですけれど、ノリが良くないです。義母とは互いに頑張れの掛け声です。資料を読み返す時間の方が、書くよりも多い日です。今週は少し世代の上の文章を読みながら、どうしてこういう言葉が使えなくなったのだろうと、思うのです。今日は藤村忌。
　知的障害者への少年達の集団暴行の報道がありました。ハンディのある者を苛めるという事が卑怯であるというそういう事が教える事ができないのが、情けない国です。評価というのもが、どこかで一方通行になっているのです。新美南吉にしても小川未明にしても、残してくれた作品に触れると、人の不条理を怒っても、決して弱いもの苛めにはならないはずなのに.。今の学校教育は、本来の教育の形を崩してきたような感想をもちます。そう人間の評価に軸がないのです。もう少し私は次の世代に伝えられる言葉を探さないといけないと思いました。

　思わず声に出てしまいました。何がって雷だったのですけれど、入って行った、お祭まかないの打ち合わせの先輩方には怒られてしまいます。誰だってやなんだよと。そう雷雨の様子を見ながら、少し遅れて皆さんがお揃いだったところに遅れて入っていって、謝りもせずにやだやだから声が出てしまったのです。しくじったと思ったのですが、遅くなって済みません。もぼそぼそと椅子を探して座ってみたら、何と幹事さんたちの席に隣りでした。本当に居心地の悪い事です。だって、すべてを回すだろうなという、方たちが上の方だと思って、遠いのが妥当と考えたのですけれど、幹事さんというのは男性達です。まかないの女性達の話し合いには、挨拶とご意見番のような役割りで参加してますが、幹事長さん今年新任だったのですね。まかない方の顔ぶれも、また、入れ代わりがあったようです。声かけられて手伝う立場だから、物事は決まって居る事の確認だけと思うのです。それでも、町内も序列の世界だし、献立の話をする中で、言わずもがな、それぞれの家の包丁や釜の大きさまでも、互いに口に出せるのです。
　私には性に合わない世界だと、おもうのですけれど、きっと誰だってやなんだよと、どこかで思いながら地域をつくるには、こういう場が必要なのでしょうね。まだまだ修行中です。文庫番。

　これはもう生まれつきのものだろうと、髪を梳かしながら思うのです。決して寝癖の事ではありません。柔らかくほやっとしたまま絡まりあって、今まだ毛先はパーマをかけた残りがあるので、かなりもつれやすい感じです。この長さになると首の上でゴムで結べば纏まりますから、始末は簡単ですけれど、とてもそっけないまとめ髪。これ以上手を加えるお洒落は必要ないのですけれど、今朝はいつもより時間を使えますから、しみじみと梳かします。大草原の小さな家のシリーズでローラとメアリーが互いの髪の毛を梳かしあっていた場面は女姉妹の居ない私には、うっとりするような気持ちで読んでいたものです。
　合成洗剤のシャンプーではなく、石けんシャンプーで洗うと白いフケのような石けんカスが出るというのは、もう２０年くらい前の体験だったのですけれど、克服したと考えていましたが、それは、ショートヘアーだったからと、キューティクルへのダメージが無い期間の事だったようです。今贅沢にも毎晩髪は洗ってしまいます。朝洗えるという生活環境ではありませんでした。けれども、別に毎日でなくても良さそうなのですが、歯磨き感覚です。歯はもう伸びません。髪を少し切りそろえるかどうかを考えながら、やはり一くくりに結びます。朝、丁寧に髪を結う。そういう癖をつけないと。
　そしてその上に帽子を目深にかぶって自転車ででかけます。家から向島をぐるっと回って、業平の方に出る遠回りをします。この暑いのにと思っていたら交差点で連れ合いが急に振り向いて話しかけます。この上のアーケード無くなったんだね。あれ、私は上がどうなっているのかも、どの道だったのかも考えるゆとりなく、前の自転車を追いかけていたのに、そういう事を考える人だったのですね。良いアーケードだったのにね。もう商店街にアーケードっていう時代というより、きっと防火や耐震の危険があったのよ。取り払っちゃったね。と話します。雨の日にバスをまつのにも、今日の様な陽射しの時にも、安らぐものでした。中々山に５月に行った帰りにタクシーで通ったアーケードが素晴らしかった事を思い出します。

　雨にはなりません。今日も秋の企画をと、電話をしても通じなかったり、そもそも電話番号を探すのにまた、名刺も書類もひっくり返す頓馬さで仕事になりません。図書館に行って資料を探しましょう。なかなか思うような資料はないのですけれど、困った事に読みたいものの方が数多くあることに嬉しいのと、自分がもう以前のスピードと理解力や記憶力は無くなって、こう書くと以前は優れていたようですが、そうではありません。少しばかりあると思っていたものが、歴然と目減りしているのだと分かるのです。非常に悲しい思いですが、今日は、必要とする資料を手いするだけにします。この判別自体があやふやになっていると思うのです。でも、年齢を重ねてきた事に対しての不満ではありません。焦りが良い結果を生まないと、少しわきまえたのと、できる事をするしかないと、今の自分を考えるようになったのです。夜ケーブルテレビの、地域の盆踊り大会を見ていたら先輩理事だった方が、自治会会長で挨拶をされていました。区内最初の女性会長だそうです。

　昨日の涼しさは消えていって、また、暑さがぶり返す感じです。２０００年のタイでのバンラート農協との国際協同組合間協定調印式の記憶は、からっとした暑さの中のスコールですけれど、あれから僅かな年数で、この日本も熱帯のようになっていますが、さらに湿度が高い感じです。それでも、先週連絡してあった、雨水探検隊の今月の予定が進んできます。そして、秋のマハラバ文庫の企画も練らなければなりません。野分の二百十日であったのか、風雨はすぎたのですが、それだけに野外の活動の安全を確保しながら、食を考えられる企画は、課題が一杯。しかも町っ子もじゃりじゃりしたのばっかり集まっているようです。私は電話も嫌いなのに、事前確認事項など、します。保護者も私より若いし、川遊びの経験も無い人達のようです。おまけに今日が休みあけらしく、結局夕方の電話が重なっています。日中ダレていただけに、夕方になって、メールの連絡も頻繁になります。その合間に牛乳を買いに出ます。

　暑いと言っていた木曜日、配送に返す白いシッパー箱を、玄関に下ろした後、植木鉢やプランターに水遣りしながら三枚田の奥にある油缶に目が行きました。もうかなり錆びていて、スモーカーとしてのお役には立てないようです。高さは確保できないのですが、中華鍋にステンレスボールを伏せて乗せて、弱いガスで温燻も可能なようですので、この油缶は捨てようと思い切りました。金曜の不燃物回収なのか、月曜の資源物回収なのかは分かりませんが、玄関脇の家と塀の隙間に放り込んでおきました。
　この油缶の置いてあったところに、実は輪きりの木材を下にしてあったのです。これは嫁ぐ私に母が様々、持たせてよこした茶道具の一部になるのでしょうか、火鉢の敷物にもなると、このような木材を二枚持たされていたのです。けれど、押入れに押し込むスペースもなく茶釜は出窓に陶板の敷物で乗せましたが、この板はどうしようもなく、ベランダに油缶の錆の跡が付かないように置いたものでした。四国沖で発生した（何と言う異常さ）台風が近づく影響もあって、昨日は雷雨になったのですが、連日の暑さから考えれば気持ちの良い雨だし、朝顔の蕾も数えたいと、パソコンから離れて何回もベランダに出ているうちに、この板の腐れが理解できたのです。一番雨も当たるところに何年も置かれていたのですから。
　園芸用のシャベルで突いてみると、ツナの缶詰がほぐれるように、ホタテ貝柱をほぐすように、木であった時にのびた幹の中の管の通りに、ばらけて、さらに、細かく繊維がほどけてしまったのです。丸い板の形状から、土のようなものになり、穴があったところに居たゴキブリ数匹は、慌ててなおも板の中にもぐろうとしました。生き物観察者としては、家の中のゴキブリは目の敵ですがベランダという戸外との境界に住むゴキブリは観察対象です。こういう風に、木が土になっていくのは、山に住んでいた時は倒木などが朽ちていくのを、知っていましたが、ベランダでも起こっているとは思ってもいなかったのです。
　今日は、すっかり気温も下がって、涼しいくらいです。赤玉土のビニール袋は油缶の中に入っていて、抜いた草や刈り取った枝を入れて堆肥になるかとしてあったものですが、この夏には、もう一度植木鉢やプランターに戻していました。そこにこのもろもろとなった木質をシャベルですくって入れておきます。そのスペースに鉢を移動させ、その他容器も動かしたりします。雨はまだ降り続いています。自然農法　わら一本の革命を書いた、というか、マグサイサイ賞受賞者というか、あの福岡正信氏のなくなった報道がありました。

　先日、分からないところを息子にやり方を見せてもらっていましたから、株式会社マハラバ文庫の見出しの直しやら、とても気になっていたフォルダの整理に取り掛かりました。そっちの方はページ数も少ないし、画像も少ないので片付け方が理解できればスムーズに進みます。これは外から見てもそんなには変化のないところのお片づけです。パソコン上で上手くできると何だか、家の中の書類の整理もできるのではないかと考えたくなりますが、家の中の書類は、こちらの個人ホームページのように、うずたかくファイルだらけで、下手に移動もできない状態です。今日はいろいろな本や資料の届く日です。ますます増えています。
　やっと、フォルダで整理する事と、ファイルの分類ができるようになったのですよ。この仕組みが分かるまでおよそ２年以上かかっています。やりながら覚えられるとは言っても、そうそう簡単ではなかったのです。一番基本に教則本には書かれている事を飛ばしてまず実践から入ってしまうから、後から蹴散らしたものを拾うために、戻り道をするのです。娘から送金が届いたと電話がありました。この子のやり方は、本人は私と違うと言っていますが。
　為替の変動でこちらでバイトしてせっかく自己資金としてあったものが目減りしているようです。また、米国の景気の先行きもさして明るくは報じられていません。良いバイトが見つからないかもしれません。

　今日の日に何を書きたいのかは、かなり前から思っていた事だと、装い箱を書きながら、でも思って居る事を言葉にする難しさに半日。それなのに、義母にお盆には何か作るのかいと訊かれ、相変わらず小豆が手に入らなかった私は、義母の小豆をもらって一晩漬けて朝から煮ています。そんなに量もないので、ステンレスの小鍋で何回も火加減を見ながら、アルマイトの器を持ったり、こんせん君のカップやらを持ったりして二階と台所を昇り降りします。でも気持ちは、経理上わからなかった事を、わかるようにしたいと、帳簿やら決算書やらを見て、言葉を探していますが、今期になっての分も右も左も理解不能になって、いよいよ税務署に電話をかけます。あの今日で一年になる一人でやっている会社の経理についてなのですけれど・・。
　その、暑苦しい中に、私を励ますのか、それとも一緒に鳴いているのか、開け放した窓の外の電柱にしがみついたあぶら蝉がやかましく喚いています。昨夏はベランダに墜落して事切れた特攻蝉もいました。その亡骸も私は大事に拾って植木鉢に葬ってあるのですけれど、この頃プランターにキノコが出るのを見ては、もしかしたら、冬虫夏草ではないかと、金儲けを考えてしまいます。これだけ泣き喚く力を、薬にできればどのような病も治るかもしれないでしょう。予約を受け付たりしそうです。稲の分結も朝顔の花の大きさも去年よりは小さいです。基本は土の力だろうと、植木鉢とプランターからこぼれて汚している埃のような土を箒で掃き集めて戻します。
　しかし、やかましいという言葉を使うには、いかがかと思うのですが、この消費者を重視した農業政策を考えながら、私が参拝をしているのは、ベランダの蝉の御霊にです。

　昨日、茨城から箱で送られてきた梨を少しずつ持っていくために、息子と上の娘が来ました。息子にはホームページの怪を聞いてみました。ありがたいことにうちの子は、どの子も教えてくれるし、面倒くさがらずに手順も見せてくれるのですが、そこまでです。やるのはお母さんだよと。
　まったく可愛いもんだわいと思いながら、何故あんなに簡単そうにできるのかと、おろおろと、自分でつくったCSSを読み直すのです。約束していた１００万人の人間力２まずはアップしないととします。もう少しH要素のお勉強しないとね。と息子との会話。HTMLの見出しの事です。その他にも、幾つかしておくことがあって、明日で登記から一周年になるのです。良く問題も起こさずもったものだと思います。今後発展するかどうかは、未知数です。相変わらず父の本を預けてある倉庫からの暑中見舞いの葉書が届いています。昨日明治通り沿いのトランクルームも見つけたのですが、焦らず、テープ起しにも取り掛かりたいのです。これもまた、難儀でもあるし、儲けも見込まれない事です。もう子育て終ったものの、し残したくないという目標のようなものです。
　オリザささかみ自然塾のブログにある蝉の抜け殻が神社の紐を綯っているように見えます。そんな感じで、テープ起しをし始めてみましょう。

　またまた、郵便局に行きます。連れ合いは所用を済ませて帰宅して、そこに書きとめが着て間違いの訂正ができる通知であったのです。これで、娘が旅立って何とか一ヶ月終りました。なんと慌しかった事でしょう。全然自分の小さい会計の整理ができません。こちらにだっていろいろな事情はあるのにです。
　そして、どうやら、他の皆さんのお盆休みが始まる頃、今年の夏休みは終わります。
　私には、どこかで片身の狭いような気がしながら、変則休みを適用して、なおかつ本当に運動不足解消になるのかと疑いながら連れ合いの後を自転車で付いてまわります。絶対に運動量より過剰摂取であることは、数値が物語っているのです。この頃は、時たま晴耕雨読ではなく、運動不足解消の正しい在り方は、何か野菜でもつくることではないかと言いながら、結局は、まだ踏ん切りがつかないうちに、どんどんメタボと言われる身体を作っています。郵便局に行ったのが、午前中でそのままの二連自転車ですから、お盆に入る陽射しの白昼に、また二人とも汗をタオルハンカチでぬぐいながらです。更年期だろうかと思いますが、連れ合いも汗が凄いというので、これは暑さのせいでしょう。

　連れ合いは夏休みですが、私には常に言葉を勘案していなければならないというのが一つの仕事です。もうあとがあるとは思っていずに、最後の磨き上げに二ヶ月かかりたいのです。そうすると、多くの言葉で語るより、削っていって、余分を削ぎながら、相手にとっての意味のある言葉を探さなければなりません。万人の中で一人ひとりが、言葉からそのひとのことばで、膨らませられるイメージになっているのか。独りよがりを万人に伝えているだけなのかいつも分かりません。でも、自分にとってこのことばを探し、削る作業がまた、言葉に気がつき意味を深めている事になります。
　本当は連れ合いの休み中は休みらしく、縫い物やら片付けやら、この頃手が回っていない事もしたいのですけれど、まだ、机に向っています。窓からの風を感じながらエアコンを入れてない部屋で、短い文章をさらに短くしてしまいます。
　
　夕方から、四ツ谷に出かけ会議がありました。不思議に組織とは何のためにあるのかを、今さら考えます。１００万人の人間力二冊目を読んでいます。今夜はペルセウス座流星群が今年最高に見られるはずです。

　週が開けて、遅れていたMYパルや、石けん箱を私は書いているのですが、連れ合いはまた郵便局へ行きます。娘からの電話で間違いを聞いて、まったくもうと思いながら、たまたま休み中だったので全面的に父親の仕事になってしまいました。そして、どうすれば良いのかの確認をして帰っきました。事務的内容ですが、こういう父親の立場を、同じ親の片方としてどうモチベーションを落とさず、共同責任だと構えていられるかです。もう成人しているのだから親の責任は無いといいつつ、法というものでは言い切れないものが、取り巻いています。
　責任というより、生物学的に親の形質を子供が引き継ぐということは、やむをえないものですから、頑固に意地っ張りに、周りを省みずに先に進んでしまうのが、先天的でも、後からの社会性を親から学んだ中でも、どちらなのだと、互いに顔を伺いながら、連帯責任でしかなくなる夫婦でした。
　そして、自分達の親が、やはり私達に対して、いまだ保護の立場でいてくれるという事を、認めざるを得ません。それはすでに身体的にでも、経済的にでもなく、ただ親として生きていてくれるという事です。本当は危なっかしいし、身体もことばもこちらの方が心配しているとは思うのですけれどね。それは親が責任とってくれるなんて、全然思っちゃいないけれども、居てくれるという存在。
　
　先日の車の中でも子供と違って孫には責任が無いから可愛いという話しが出ました。逆にそれだけ、子供に対するのには真剣なのですね。どこぞの県での教員採用贈収賄の事は、親子でなかったら、お金は出さないような事でしょう。一歩間違えれば我が子可愛さという事が、醜い慣わしを作ってしまっているようです。我が身が、我が子が大事であれば、その事は、他者も同様であっていかに、公平・平等を実現できるのかが、最後には次世代のためになるという事ではと思います。
　もしかしたら、夫婦よりも親子の方がことばで表すのは難しい事柄が多いのかもしれませんね。　　　

　どうも、道が登りと下りになっていると、上の方にまず行きたくなるようで、朝の散歩の時間がありましたので、上に行きます。関東随一の鍾乳洞まで僅か１．８km登ればいいのです。ノースリーブにタオルを首にかけただけの軽装には肌寒いような水分の多い朝の空気です。へいへい言いながら、一人っきりの協働実践だと九十九折れの坂をひたすらあがります。途中に一戸だけ小さな農家がありました。小さな桃がなっています。４０分登ってやっとキャンプ場まで着きました。この先に鍾乳洞とスカイブリッジがあるのですが、ここまで来て有料だったのです。すぱっと振り返って下ります。もちろん下った先には朝ごはんが待っているはずです。昨日の話しで遭難するのは下りの場合と言うのが頭をよぎりますが、歩いているのは舗装された車が対抗できる巾のある道です。
　宿のすぐ上にはお宮があります。脇にあるのは舞台ですお神楽かと思ったら、後で見たパンフレットでは奉納歌舞伎もまだ、この村にはあるようで、そのような村祭をしているから、今回の設営の下地になるのだろうと、考えます。芸能というものと日常とが、同じ空間の中にこしらえられていて、その時、その折を共有し、ある時にはまれびとが演じたり、ある折には村の人が役になり代わって演じたりして芸能は文化になるのだろうと、だから、例えばアスリートが演者ではやし方に応援する者がいる図とか、講師とかパネラーが語るのが、くらしの言葉であっても、語られる事で、暮らしの側には落ちるという事に、皆がつどい、そして宴も用意されているという、一種の芸能性があるのかもしれないと、演舞の幻を見たような気がしました。
　
　今回のシンポジウムの意味はくらしをどう見て語れるのかです。その敷衍上に経済という言葉や流通という言葉や、農の現状、地域と世界を語っているのです。もっと詰めれば私のキーワードの一つは、アイデンティティーとも私的に翻訳される心根ということばでしょう。そしてもう一つを解題すれば消費することからの生産です。そこに価格を課しているのは消費者自身であると言う事になると、それが価値を生み出すと言うような事だったかもしれません。簡単に言えばそうなりますが、現実的に価格を無視して購買できる層とそれができない者との間が乖離すると言われると、そうじゃないと叫びたくなります。
　
　もう一度村祭りを成り立たせる事が集落にとって、一人ひとりの人にとって、どう意義付けられているのかを、深堀りしないと、駄目です。そして教育というものはその中にもあるのだと、集落毎に違う教育があっていいのだとも思ったりします。そこからどう広く発信できるかですから。
　その後に見た木工品の優しさ、美しさは、物が語っている新らたな多数派の形成をめざすという感じそのものです。
　帰りはスムーズに流れて、６時過ぎには新宿に戻ってきました。

　昨夜のうちに旅の洗濯を済ませて干して、朝、おにぎりをつくって、エビアンのペットボトルに麦茶を詰めて、その合間に娘から来た正確な情報をプリントアウトして置いて、任せます。ついでに手古摺っていた名刺作成ソフトを叩いて、擦ってみます。これが難しく感じていたのは、やはり自分が何なのかをどう表現するのかを、決めきっていなかったからなのだと理解しています。地域に住むひとであるという事を、自分でどう規定できたのか。それを名刺で表現できているのか。そこから読み取れる情報をどうあらわしているのか、そんな事を思っても、印刷ズレで最後の文字が切れているのもできました。何とかなる。
　それを大きな鞄に入れて、新宿に向かいます。連日のお出かけになりますが、今日のもれっきとした研修に、マハラバ文庫は位置づけます。あったかキャッチボールとのコラボレーションをどう表現できるか。協同ということを新たに模索する行程です。
　とか言って、車はさながら、解放区のような、様々な面々が乗り込みます。あの学習会の日に、講師の内山節氏が来月このような企画をするので、と言ったら、このように、是非行きましょうとなってしまって、いきあたりばったりと言われそうな事でも研修に位置づけて事業報告するのは、大丈夫でしょうか。芋づるサロンが車中にあります。やたらはしゃいでいるのは私ではありません。
　しかし、この土曜日は渋滞のピークではなかろうかと思います。板橋でのタンクローリー炎上から閉鎖されている道路の影響でしょうか。運転手も行きは時間が定まっていますから焦りますよね。
　サービスエリアでのすべてを凝縮して、山道を上がっていきます。どうも川の流れが少ないと枯れ川だと、水の心配をします。でも木々はまだ緑で屹立しています。これが枯れたら大事になります。植生があちこちで変っているのかも知れません。目に見えないことに畏れを感じます。山ふぐの店がありました。トラックの荷台にふぐの張りぼてがあるのです。私はタンクローリーを転用したのかと思い込みました。

　会場までの道案内の誘導は非常に親切でした。これは、山道を来る人向けの設営だという事を主催側が熟知しているからなのでしょう。遭難対策などが集積されていて、このように立て看板を設置できるのですね。これが街中の誘導看板だと、危ないお店に行き着く遭難がありそうです。善いことに知恵は使わないとだめですね。
　会場は中学校の体育館です。なんて素敵な事でしょう。大学でもなく貸しホールでもなく、そこの地域に住む人達がほとんどは使うであろう、地域の資源を私達も使えるのです。どうやってこういう話を通せるのか。人口の多い都市ではこうはできないのです。だいたい学校を利用しようという時点で、お断りになるのです。このシンポジウムはパネラーが３４人。どうしてこうなったのでしょう。まず、その会議を運営して、どのようにまとめていくのかに、今回、ものすごい興味を抱きました。その事自体が楽しみです。
　そして、キーワードを示しながら、その背景を語る。うーん、ぶんぶんこのしたい事ですね。きなり歳時記だけでも、背景説明のコメントがかなり力仕事になるのですけれど、ことばと言葉、そして語るひとが居てこそ、キーワードの意味を成すのがよくよくわかります。また、ひと、人、人物を何で見ているのかが、ズラっと並んで居る事で表情、仕草、もしかしたら肩書きなどなのか、キーワードへの注目なのかコメントへの傾聴なのかを、会場の参加者、パネリスト同士が語るひとをどういう人と見るのか。様々な職種であり体験であり、越し方、これからであるひとをどう見ることができるのか、来なければそのことは、私には理解できないだろうと来てみるのです。それぞれですから、一言に含意を籠める人、会場とのおおまかな共有できる語から語り始める人、意表をつく語を出してみる人。そして、それらをどう仕切って新たな多数派の形成をめざすという意思的なテーマに集約させるのでしょう。
　さすがに高地です。山間に通る風を会場に引き入れて、雷鳴も演出にして、冗漫にならずに、午後の会議を終了させていきます。

　私達は懇親会には参加せず宿へ行きます。ここで疑問。なぜオリンピックが国別対抗なのでしょうね。競技者個人の努力なり技量の評価から、どこかで国の旗があがるのかどうかになっているのは、チーム競技などもあるから仕方がないのでしょうか。ここにも市場経済や、グローバリズム下の寡占が見えてはいないでしょうか。クーベルタンは平和の大会を構想したはずです。オリンピックのしくみを変えてから、東京で開けばいいのかと、思います。

　私達はもう子連れの旅では無くなったのですけれど、今回泊まったところは子供連れの家族も多くまた、生き帰りの電車の中でも子供を連れた人達の様子があり、子育ての大変さを感じます。そして、おせっかいを焼きそうな自分を堪えるのです。
　何とかやり方であんなに、むずからないかもしれない、もしくは、とても良く躾られている事を一言誉めたいとなっているのに気がついては、良く電車の中で子連れの人に話しかけるお年寄りの様になってきたことに気づくのです。年を経てくるというのはこういうものでしょうか。やたら、若い世代に関心がいくのです。もう自分にはやり直す事ができないあれこれも、残念であったり、経験だったと話し合える一つになっていたりするなと、観察をするのです。
　子供はうるさいねという連れ合いに、あれが、子供を育てている事だからねと言えるのも、ゆとりなのでしょう。
　しかし、帰宅して、義母がおろおろとして、留守中にアメリカから下の娘が電話をかけてきて、何か用があって話したかったようだと言われた時から、子育て中にすっかり戻ってしまいます。再度かかってきた電話に連れ合いは出て、どうしてこういう基本の事が身に付いていないのかと嘆いています。ともあれ、私は明日はまた、早くに出てしまいます。また父親の一仕事になるようです。　

　朝、慌しく起きてベランダを見ると、出穂。早かったです。予測していたのは後二日は遅かったのですが、最初の一本を見つけてパチリ。でもそれをどうこうできる時間はありませんでした。もう一ヶ所夏休みに出かけたいという連れ合い。でもこの頃わかってきたのは、私にとって知っている産地に行くことが楽しみでもあるのと同じように、あちらにとって何らかで関わった場所に私も一緒に行くことに結局なっている様です。昨日、夕方お目当てのところの近くに予約を入れていました。私は合わせます。そういえば、私のスケジュールなんて有ってないようなもの。あちらに合わせたりこちらに合わせたりです。主体性の無いものです。
　そんな様子で仙台の七夕に行くという東北新幹線の中で、半分づつ読もうと渡された日経新聞のやさしい経済学２１世紀と文明に「東洋的な見方」が書かれて鈴木大拙の思想が紹介されて居る事が面白かったのです。主体と客体の在り方、「東洋」的と「東洋的」の違いが書かれていました。先日、初島に渡る船に乗っていたお遍路さんの笠に、同行二人の他に本来無東西と書かれていて、そうすると、西も東もわからないという言葉は、もともとは、本来無東西ではないかと考えていたので、この文章で語られる、東洋的と西洋的は面白く感じました。
　そして、うつらうつらと眠って考えたのですが、やはり口を開けるという事が無意識にはできない自分に、口という器官はそもそも閉じるためのものかもしれないという事です。開けるためのものでしょうか。百骸九窮と言われているけれど、その中で口は鼻や耳の穴のように開けっぱなしのものではなく、目とも違っていてものを身体に取り込むという事と、ことばというもの声というものを身体から発するための事との、二つの機能をしているというために、不必要には開いていない造りになっていると思うのです。
　そうです。今日は仙台の七夕を見て感動してます。仙台の七つ飾りの意味も面白い。今朝の稲の穂を見たのと合わさって、精一杯に祭という事をする、その事で、さまざまな願いをかなえていこうという、一人では叶わない事を、町中の人達と願うという事の大切さを、一つ一つの飾りで、通りが埋め尽くされている様子にこころを打たれてしまいました。そして紙衣が飾りの一つにあるのが、美しいお祭だと知りました。明日は遊覧船で松島一周だよ。え！。

　そうです。１９９４年の雨水利用東京国際会議を記念して、雨水宣言をしたのです。その場にもいました。そして黒い雨は降らせないと誓ったのです。
　ところが、今日も変なお天気です。朝から暑くて、昨日の引きだした娘のバイト賃金を今度はやっと住所と学生IDが出来て開設した口座宛に振り込むのですが、これはどうも心配で仕方ない父親の仕事になったのです。もともと我が家では子供達の金銭管理は父親の役割りになっていますからその延長です。普段使っている銀行に行ってきて娘から知らされている記載事項だけでは送金できなかったと言いながら、本当は娘は郵便局利用の方が良いといってきているので、暑い中今度は向島本局まで行ってきます。JPからは手続きできそうです。そこで印鑑を取りに戻ってきました。今度は私も一緒に出て、送金を済ませて、向島から浅草に自転車で行ってのお昼になりました。そこから連れ合いは錦糸町に自転車で向かいます。私は雷おこしを買って帰ります。連れ合いが戻ってきた途端。真っ青な空なのに、土砂降りの雨が降ってきます。なんという降り方でしょう。初めての天候です。異常さを感じるのです。雨水受けのバケツへの雨樋からの連結は、やはり下がってしまっているので人力アタッチメントを大きめの洗濯ばさみで固定するのですが、屋根から雨樋に集まって落ちてくる雨水が生暖かいというかお湯なのです。屋根も温まっているのですが、この雨水も高いところよりは地上に近い暖かい空気の中で出来た雨のようです。これもびっくりです。それでもバケツから朝顔の根元や稲の容器に足してやります。夏休み第二段の話になりました。

　怖いものはあります。と言うべきなのか、世の中すべて怖いものだらけなのです。昨夜、聘珍楼から横浜駅まではサービスで送迎車があったんですよ。その運転手さんが、関東北部での雷雨の話しをするのを聞いて総武・横須賀線で帰ってきて最寄り駅まできたら路面はかなり濡れていました。降ったようだと思って帰宅して、MYパルと読んでみましたを書いていると、雷鳴と稲光がやってきました。あまり長くパソコンの電源を入れておきたくないので、少し書いては保存しながら、最低限のアップにします。
　何が怖いかって、せっかく記録したものが飛んでしまう事が情けないのです。そして、万が一パソコンの調子がおかしくなったら面倒になる事も怖いです。昨夜アップしたものには幾つもの間違いがありました。直して一安心と思っていたら、友人から、読んでみましたで太田大八氏の紹介作品を間違えているとの、ご注告メールが着ました。嬉しい事です。人によっては、誤字脱字を楽しみに読んでいるという人もいる、間違い探しのためのホームページです。違います。
　そんな事も公開しているという責任の中での怖さです。今日は休暇中の出勤の連れ合い。私は幾つかの作業を進めています。けれど、言葉もそうですが、数字も難敵です。できれば、夏休みに引き回されないで、こちらはこちらの作業をしたい気持ちもないわけではありません。でも、少し片付けると空が暗くなって雷鳴がという事が繰り返す日です。駅前のATMまで行くのにもタイミングを見計らってになります。いきなりの土砂降りが間をおいてやってくるのですもの。怖いです。

　旅館の朝は男女のお風呂が入れ替わって、サウナのある方ですから、寝ている連れ合いは、そのままに、朝風呂です。旅の楽しみは、呑む事と寝る事。の連れ合い。いつもと同じような気はします。私は食べる事ですから、ここで体重コントロールが効くのかどうかの瀬戸際だと、耐え抜いてサウナに篭ります。一人っきりの入浴時はサウナに入らないようにと思うのですが、心臓は大丈夫だろう、めぐりの悪い血管はドロドロ詰まらないかとか、吹き出てくる汗を見ながら思います。
　ここで倒れるのも、恥ずかしい。とドアを開け、たった一人を良い事に露天風呂に向いながら呼吸法を思い出します。全身写る鏡は結構残酷です。昨夜の、コースはどうやら消化できたようです。ここで、増えていない事を計量で確かめましたが、旅館の朝ごはんは、普段の三倍ですね。チェックアウトは１１時ですから、再度、減量挑戦のお風呂です。朝寝、朝食事、朝サウナ。
　港までは歩きましょう。大した距離ではありません。私は船は苦手だと、昨年も言ったのですが、初島に行こうと、それくらいしか熱海は無いよ。と言われます。乗船を待つ間にビールを呑むなんてとんでもない。酔うでしょう。揺れているでしょう。いいや去年より大きい船だから、そんなに揺れていないよ。でも船って変な乗り物じゃない。浮かんで、そして、前に進むのよ。それだけで嫌。飛行機の方が安心できる。煙と同じ高いところは好きだけど、揺さぶりには弱いの！。いいや気持ち良いからデッキで前を見てきてごらん。あれ、もう戻ってきたの。だって船なんだもの。
　何だかんだいいながら、２３分。ここから江戸城の石垣に石を切り出した後などもありました。為政者とは、力の大きなものですが、その事が産業なり観光にも成るという事でしょうか。暑い遊歩道を歩いている二人は、昨日よりは賢くなって、旅館タオルを帽子の下に被っているのは私。前を行く連れ合いはハンカチは風に飛ぶのを学んだので、旅館タオルで頬かむり、盗人とは言いません。私が子供の頃はまだ居た、正しい日本人。野良に出るには手拭は必需品。という風情の二人を、ちょっと客観的に考えると、あはっはと自分で笑えてもきて坂道を歩いています。船の中までは湿っていたタオルはカパカパに乾きます。凄い気温です。しかも真昼。お目当ての建物に着いたら、和食で満足していた私に、イタリアンと言っていた連れ合い。ここの建物ではないいんですって。マイクロバスで港方向に回ります。
　ゆっくりと食事をするにも汗だらけで、今歩いたのと、サウナとどっちが絞れているかなと言いますと、一時間は歩かなきゃと言われます。それでも、残さず食べてしまいました。ここでもビール、せっかく、汗出したのに、補給の方が多いですね。
　漁協の小さなスーパーマーケットがあります。天草と心太にも、こころ惹かれるのですが粉寒天、伊豆天草１００％のものを買いました。島の塩も売っています。少し重そうなので、熱海側の発着場の売店の塩を買いましょう。
　帰りの船はもう安心もあって大人しいものです。大人でした。そして塩４点買ってバスで駅に向かいます。快速のボックス席になりました。必ず鞄には入っている本ですから読みましょう。今私はロシア革命時代の少年のお話を読んでいますが、いろいろと考えるところがあります。帝政が終る事と、無政府状態になるという事。有産階級を収奪し、貶める事で、革命が成り立つとなってしまう人間の悲しみ。すべての人の権利が認められるとはならないのは、どちらが権力を持つかとなってしまうしかなかったのでしょうか。そして、女性という立場は、社会で自立できるにはなど考えているうちに眠っています。
　戸塚でぱっちり目が覚めて、ねえ、中華街でも良いよね。と提案。家にはオカラがあるから、帰宅してお米を研いでとか思っていたのですけれど、夢でも見たように言ってしまいました。お休みですからね。横浜駅で降りてみなとみらい線で中華街に行きます。以前行ったお店は本店は閉めて支店だけになったというので、少し回ってから決めようとあちこちの通りに入って見ます。あまり五輪ムードもなければ、四川大地震カンパ箱がある訳でもないようです。
　ここで、聘珍楼に入ってみることにしました。自然塾の皆と来た時には入らなかったのですが、今回入ってみたのです。沢山は食べられないと飲茶バリューセットにします。点心にお粥、デザートのものです。器が、皆白いねと、連れ合いが話します。そこから、食べながらいろいろと考えてしまいます。
　小さな生協の頃からのおつき合いのメーカーさんと、ネームバリューを互いに使うお店と、混在しているような気がしますが、このようなお店にパルシステムの組合員が来て、この器は石けんで洗って欲しいのですけれどといい始めるとした時に、運動としてその事が適うだろうか。という事です。浅草のお店も幾つも紙面登場しています。行くお店もあります。もう私が組合員活動をするつもりはありませんけれど、運動はやはり組合員として組合員自ら言い出さなければならないと思うのです。商務が、誌面を作る商談として言っても、それは運動を深化させられる場になりうるだろうか。フィードバックを生協としてはできないのではないか。組合員の声として、小さい生協だった時のように、一緒に石けんを使いましょう。と言える関係に相手が見えるだろうか。という事です。お取引先は幾つもありますからというその一つに過ぎないと、組合員の立場で思ってしまって居る事が、今様々に商品を手に入れることのできるツールの一つとして、商品案内を見る組合員になっていて、行政にも学校にも、自分の行くところのすべてに、石けん使用を求める事が出来ていたのは、何に根ざしていたのだろうと、考えてしまいます。え、サービスは良いけれどビールが高いですって、あなたこのお店で三杯呑んでいて何でしょう。ああ、この人と一緒に運動を語るには、私は力足りない。

　昨夜、帰宅して、晩酌しながら、明日から夏休みと連れ合いは言います。ゆっくり休んで欲しいところですけれど、どうも、連続ではなくて間に出勤もあるそうです。来週はまだ、私も原稿直しを送ったり、あったかキャッチボールの企画に便乗したり、八月後半の企画を詰めておかないとなりません。十数年ばらばらの夏休みで、一昨年、昨年は極力合わせてのですが、昨年の夏休み終了で、設立した会社は、休暇には足枷ですね。ええい、ままよと、こちらは、従業員一人の本人にも休を与えることにします。全面的に資本力であちらに負けてひきづられているともいえます。
　という事で、前半一泊でしか今年は出かけられないかもしれません。昨夜また、インターネットで調べて、決めました。夏休みに突入する前には、いろいろ、お魚の美味しいところに行きたいとか、平泉だ富山だ、仙台の七夕だと言っていたのですが、昨夜、空き室があるかどうか問い合わせた熱海の旅館から、早朝、どうぞおいで下さいと電話があって、熱海に行くのです。
　そこへ、町会青年部の廃品回収が、暑い中にもかかわらず、やってきます。押入れの娘が処分してと置いていった一荷物が回収されていきました。
　これで、晴々と出かけられます。一泊なのにそんなに大きな鞄、と言われますが、これは連れ合いが買ってくれたもので、これしかないのは知っているでしょう。既に底の四隅は穴が開いている大きめのトートーバックにします。何箇所の産地に持って行っているでしょう。そういえばポイントのこんせん君のトートバックは一回の使用で、ファスナーが駄目になったのです。使い方が悪いのですね。
　熱海だから、普通に快速で行く事にします。お昼もあちらでいいやと、行きます。小田原からハングルを話す四人組みの若い女性多分大学生かと思う人達と一緒です。そういえば生物多様性農業支援センターの資料が届いていましたっけ、今日はささかみでの調査ですね。車窓から見える海に感激している様子が可愛いです。空と海と一緒の色に見えます。と日本語で言っています。そしてハングルで。空がパナ、海がハダと教えてもらいました。降りてから連れ合いと相模灘のナダだよね。と古来の言葉の共通性を、彼女達に伝えられなかった自分が残念です。これを先日亡くなった大野晋氏風に言えればとか思うのです。三回も韓国に行ったのに！そして、彼女達の積極性を頼もしく感じるのです。やはり今世紀はのびのびと、どこの女性でも自分である事を喜んで欲しいものです。
　で、お宮の松なのです。貫一に私がなった時、あなた嫌がったわよね。イザム貫一とか言って、盛り上げて、残留農薬裁判報告会しようって企画になって、裁判劇をしたんですよ。その時流行っていた、ビジュアル系に扮した貫一が座回しで、となってピンクのビニール紐と紫ので、被り物を作っていたら、背広に静電気で付くと、嫌がっていたのを覚えているの？結局、棄却されてしまって終った裁判になってしまったけれど、あれを考えると、日本が中国政府にどういうバランスで調査を言い出すのか、八方美人にはなれないお宮になるのかしら。残留農薬基準で原告団に入って争っていた事なんて今の生協史に残さなけりゃね。
　全然、聞いていない連れ合いは、暑さ除けに頭にのせたハンカチを風に飛ばされてきょろきょろします。偶然鞄の持ち手に引っかかって道には落ちませんでした。熱海海岸から、道路を渡って汗でぐっしょりになって坂道を上がって宿に入ります。
　息子から電話です。何かと思ったら、夏休みですね。入れ違いに寄ったようです。

　マイペースで行けるのがいいですね。本当に、私はシニアカップルの自転車は如何なものかと思います。自分だけ先に行くのを当然として、体力が違うのに、後ろに付かれて急かされても困りますが、自転車は車道だという頭だけで行かれると、実際の東京都の道路は対応していません。交差点毎に信号の扱いが違います。歩行者・自転車専用となっている信号と、その指示がなく車と同じ信号で動くのが一本の幹線道路の中で入り混じってあるのです。頭の中だけで車として進んでも危ないのです。だいたいゼブラゾーンでの横断歩道の横に自転車路があって、一回歩道に上がってから、横に出ないとならなかったりしますから。車道を走っている車からは、車道に出てくる自転車はマナーが悪いように思われるのでしょう。しかも、連れ合いが行き過ぎた後の、帽子を被って長袖ブラウスに手袋をしたいかにもおばさん自転車には幅寄せしてくるのです。腹が立つので、右足で蹴り飛ばしてやろうか思うくらいですが、足首を痛めているので、これ以上無駄に怪我をしないように思慮深い行動をしましょう。とタルタルの二の腕を震わせながら、グリップを回す振りしてバイクをふかす気分だけを意思表示します。さらに二連で行くと交差点で一台が通った後に左折で突っ込んでくるのです。確かに喘ぎながら、前の自転車を追いかけていれば、間が開くのですが、直進優先だろう！ここで怒鳴りたくなります。先日私達の後ろから着いて来た娘は、お母さんがふらふらしているからドライバーさん困っていたよと言いましたが、それは行き先を定めていないで、進もうとしている連れ合いが、いきなり曲がるのに合わせなければならないからです。
今日は、しばらく振りで南砂のビックママに買い物に行ったのです。海上のお米もありました。いい包材です。
　ここで思うのは、なんといっても産地を知り、作っている人を、その作物の物語を知るという事の強さです。吉川の枝豆を買いました。ヨシコシのオカラ。サラダコスモの豆もやし。店舗の産直フェアーの大切さです。尾神さんの茄子の粕漬けも買いました。

　今週になって、自分の役割りを運営企画担当から、管理財務担当にしています。パソコンの保守を少し適切にしました。そして、新年度の上半期での決算を作れる実力があるかと、取り組んでいるのですが、昨年読んでいた財務３表一体理解法を実際に当てはめられるだろうかと、実技を伴いたいのです。でも、事業担当者が能力発揮していない会社のようです。営業にも出たくないと言って家に閉じこもっているようです。暑いといってはだらけていると、どうもこの先のこの会社の業績に影響が出てきそうです。
　ここしばらくの領収書や、何やの振り分けを月末中にしておこうと思いながら、月を越してしまいました。月初ですけれど、裏の家の塗装も午前で終って足場も外したので、窓を大きく開けて、ZZZなどとはならずに、貼り合わせ、計上していきますが、義母がよっこらしょと階段を上がってきました。貸本屋と言っている図書館まで行くのが暑くて億劫だと、私達のところにある書物から選ぶというのです。上野千鶴子は、私より先に、連れ合いが読むといいと勧めたので、端からはしまで読んだというのです。さて、何を読むのでしょう。ベランダのしぼんだ朝顔も見ていきます。義母は好きに行動するでしょう。私は領収書が風で飛ぶのを横目にパソコンでの作業もします。画面も覗きに来て、目が悪くなりそうだね。と言います。そうですね。でもほらこうやって連絡が来るんだよ。と見せますが、わからないよ。と言って階段を降りていきます。
　さて、何人の分業にすれば、私のしたいことができるようになるでしょうね。