　その三、とあっても三日目のことではありません。二日目の午後から翌朝にかけての岐阜プロジェクト。
養老郡へと移動して、アグリプロポーザル事業の時に、知り合った三つ里生産を訪問します。
　ここは初めてになります。何故か、懇親会であれこれ話し込んで、お便りいただきいつかは行くぞ、と
決めていたのです。昨秋、都合をつけようと思いながら、企画できず、あまりにもこの新茶の用意で
忙しそうな時期を選んでしまいました。五月には静岡のお茶を見に行くのですが、先約を果たさないと
自分の収まりが悪いという事です。

　大垣の駅に着くと出迎えは松井夫人（お名前をお聞きしそびれました）。
すみませんね、変人ばかりでと言いますと、いいえ、変人で言ったら家のがかなりのものですから。と。

	これは帰路で送ってもらう途中です前日、すごい事だと近頃見ていません早生のお米に切り替わって少なくなったそうです岐阜県の花		思いきってスプリンクラーはやめてしまったと徹底したコスト削減そして乗用茶摘みの可能化
一面のレンゲ		有機の茶畑
	ここの土地にそして自分の仕事にだから、絶え間ない努力を楽しめるやるんだったらおもいっきりここでしかできないことを		一定の高さで芽が揃えばそこにねらって風の力で害虫を駆除できるなるほどと
誇りを持つ		風神
	思うような肥料にするためお願いしたら結局販売しながら自分の堆肥もつくるそういう期間もあって、各地の茶農家でもこの堆肥が		ためしに木材で囲った堆肥置き場と言います木材もまた有機質として使えるはす向いに普通の堆肥囲いもあるのに
肥料会社にも		ここまで有機
	操縦されている方はサラリーマンを退職してまだ二年になってませんボランティアとまるっきり生産者のお一人だと思いました		乗用であるとはどういうことなのか言葉だけではなく理解するなんてねただただ、好奇心
迫力あるでしょう		調子に乗って？
	ここまで有機でいいのでしょうかこんなに笹だらけは除草剤を使っていない証明になります見事としか言いようが		芽を摘んだあと笹を抜いて堆肥を置く事によって根を退治できますと言いますまだ、私には解かるようで解かりきってない
笹だらけ		堆肥を置く事によって
	これまた凄い有機の証明畑なのに、虫だらけでいいの？と足元にはカエルぴょこぴょこ逃げて行きました		ここは、もっと奥の山私達の訪問の前の週に霜が降りやられたそうですこの小さい芽に葉が何枚もあるのです
蜘蛛だらけ		霜やけ

　確かに、ここまでを有機で栽培するという事は、なかなかだと理解できます。
ここを実際に見ると、時折送られてくる、奥養老便りの中を読みながら、そのイメージを思う事が
できるようになります。
　さて、予約していただいてたお宿での、話しは尽きる事がなく、夏の夜の網を打つ事の楽しさ、山の芋
自慢較べなど、から、果てる事もない海の話にもなりますが、岐阜県は海はありません。

	奈良の大神神社の分社といっても式内社延喜年間にはすでに招聘されていたそれを物語る木々は幹周り太く高さは空までもあるような		中に釉薬のかかっているお茶壷こんな大きいものでお茶壷道中はあったのでしょうかこれを割れないように焼くだけでも
大神神社		玄関の土間に
	筍が出てました私達を歓待して下さる心遣いが前夜の山芋にもお土産に間に合うようにと、この筍にも		先代は土建屋でしたという事ですが重機はお手のものなのですねこの車の横にご自宅と趣きあるお庭
ここあそこ		（有）三つ里生産
	いったい、そもそもの国産紅茶の話しをしたのだろうかと何と最後になってスリランカと岐阜とのつながりが見えてきたのです		こっそり、全国の有機農家の皆さんに元気が出るようにお知らせ！松井さんの奥さんは１０歳差の我が家よりさらに、差のある、そして、お若いながら素敵な方
国産有機紅茶		ここに咲く

朝の散歩は、大神神社での三和の意味を読めたことは、力づけられました。木々の生命力は
そこにありました。

　そう、マハラバはドンキホーテと言われました。私にとっては最大の収穫です。
三日間の岐阜。これで、終わりになるのか、また訪れる機会を何とかつくるのか
変人とは、誰だろうかと、思いながら、それらの人々の繋がりがあるという事が、そして
幾らでも新しく、繋がっていけるという事が嬉しい旅でした。

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