いよいよ一月で、今年も終わってしまうのですね。今日は家にいることを前提に、用事がある日にはできないことをあれこれとしますが、結局月末ですから、諸手続きに追い回されてしまいます。それでも、どうやら、来年の明けてからの予定が立てられたのと、月末に追い回されることばの渦も、一ヶ月の間に溜め込んでいたものを書き連ねてみると、こなれていました。思いのほかにいくつかの事がすんなりとできた月末でした。いよいよ明日からは師走となるのです。
　すんなり行ってないのはダイエット数値ですね。先日も私が手近にお菓子を持って来て、口に入れるのをみた連れ合いが、そんなものを食べるから・・・・・。だから何なのよ。

　SUICAを忘れ、だってもう、各乗り換え毎に乗車券を買うくらいに時間のゆとりをつくったはず、と思うのです。確かそのような事を書いて一年たったのでしょうか。擦り切れたSUICAで、ペンギンもいないものです。やっぱりゆとり無く、ぶつけるように読み取らせるので、機械によっては無効になってしまうようなもの、何時かの時点で新しくするしかないでしょうか。上の娘がかなり昔の母の日に最低金額のものだけれどと、もっていなかった私に持たせたものです。それを先日のわいわいに着ていたジャケットのポケットに入れたまま忘れてきたので、四谷三丁目まで、乗り換え毎に買い換えて、帰りは芝公園に回って、オンラインショップの画面を開通させ、有機のほうのスケジュールなども確認して、水道橋まで帰ってきたら、信濃町での人身事故で、JRは止まっています。とでもあと２０分程度とアナウンスされれば、朝には無かったゆとりを思い出しホームでまつのですが、来た電車は考えてみれば、その事故車両。あまり気分良く乗れるものではないのですが、ホームで待っていい加減、もう帰宅を遅らせられなくなりました。そのような集団全部が乗り込みます。

　水曜定休にしているマハラバ文庫ですから、今日はゆっくりと過ごしたいものだと思います。このところ、作業能率の良くないことばかりをしていて、完成する姿まで行き着けないものが多かったのですが、少し抜けたかなと思うものができてきました。今日は図書館にも行ける時間もありそうです。歩いてあずま図書館に行きました。
　昨日は、何だか囚われているような思いがあった事が、歩くうちに、ああそういう事だったのかと思い当たる事があるのです。論議の道筋が朧に見えるようになりました。歩くという行為の効用だと思うのです。連れ合いが運動不足解消に自転車に乗るのですが、それよりも歩いた方がいいのではと私は思っているのです。あまり働かない脳が活性化されるような気がします。
　図書館という憩いの場処にいることも嬉しいですね。確かに手垢の付いたというか、他人の扱った図書というものが、嫌だという人もいることを知っています。事実汚く扱う人もいます。公共心ということばは強制されるものではないのですけれど、やはり公共物として扱うべきものが図書館の本だと思うのです。いつも延滞してはいる私ですが、それを除けば、やはり本というものは、誰かが他の人とのコミュニケーションをとりたくて、自分の考え方を伝えたくて書かれているのですから、不特定多数が利用していいものなのでしょう。義母は図書館を貸し本屋だと言います。どうしても、私の預けてある父の本の処分を考える時には貸し本屋もありかも知れません。

　昨日より、朝出る時間にはゆとりがありました。新宿から小田急線に乗り換えて、タウンホールに行きます。以前映画上映会をここの地域の組合員活動が開催したところですが、そのドキュメンタリーの登場人物はマハラバ村に居た女性のパートナーであって、生協の活動であることと、自分の原体験の間に差がないことがおもしろく感じたところです。この地域の活動している組合員の中には、非常に理事会より独自意識を持って先を提案できる活動をしている、と思っっている人も多いのですが、不思議にそれはループしていて、組織全体の姿になるのですが、さらにそこに個体験が接触することがあるものです。
　今日の論議は、朝のゆとりとは裏腹に、グループトークの中でゆとりを失いそうになりました。それぞれからの、くらしの言葉を聞こうと思うのに、どこかで、考えの違いを説得するかのようになっている自分を感じてしまうのでした。これじゃいけない。もっと、気楽にお話しいただかないとと思えば思うほど、でもね。と言っている自分が腹立たしく、相手に添って考える、会話するという技術の無さを知った日です。マハラバ文庫のお仕事はコミュニケーション・クリエイトなのですが。
　昼食後に商店街のウィンドウーを覗いたり、店先を較べたりしているうちに、また気分は楽にはなったのですが、東京マイコープ等々力店別館へもまわって結局帰宅は夕方になりました。

　午前中は、ふゆのわいわい東京マイコープでした。今週からはじまって、まだしばらくはこのような集まりには出向かなければならないようだと、４コマ出ることにしています。どのような会議でも、新しい発見はあるのですね。他の人の話を聴く、話を聞きだすことによって実は自分が気づかされる機会です。グループってどう利用するんですか？という質問があったのは、新鮮でした。個配があたりまえのパルシステムであればこそ、グループ利用についての判りやすいガイドもできないといけないのだと理解できました。共同購入って？？なのですね。大きな協同をどう伝えるのかと一緒に身近な共同もあるのだと。
　午後はお漬け物の黒川商店に行って、オンラインショップのページと繋ぐ事がようやくできました。http://homepage3.nifty.com/tukemono/オンラインショップの機能やデザイン自体はまだまだなのですがＵＲＬとして使えるようにはなったので、リンクを増やしたのです。私にはシステム構築はできないので、使っているソフトの中から他の会社を使ってシステム運用をするのですが、あらかじめ作成してあったページは貼り付けられないし、こちらのソフト設計の意図が充分理解できていないので、構造図がまだすっきりとはできません。私なりにあったデザインも使えません。それでも自動計算システムや、注文受け付けの返信や掲示板も使えるようになるはずです。今日の段階からまた進めるつもりです。
　そうそう有機のお漬け物の試作品の方がどんどん先にできてきています。

　向島のざれ歌だと思っていましたら、高杉晋作の詠んだものだとか。日曜日の朝寝のために昨日の切れ切れの時間の合間に布団を干しておきました。
　冷え込む朝方に肩のあたりに布団を引き上げもぐりこむのは、誘惑ですね。そして普段は、寝過ごすのかと、もう５分、もう１分と時計を、薄目で確かめながら、愚図愚図して居る自分と、やはり起きなければならないと格闘するのです。休日の朝に布団が気持ち良く干されているのは、一人寝でも楽しみたいものです。どちらが主なのやら。
　土曜日は二ヶ月振りの日本文学講座で、中世説話文学の時間でした。午前中には、他区まで出なければならなかったので、二階の各部屋を、布団をぶん回すように抱えて通ってベランダに干して出かけ、大慌てで用事を済ませて、戻って布団を取り込んで都立高校に自転車を飛ばしたのです。二時から始まって五時に授業が終わって、家に戻るときにはすっかり暗くなる事が、わかっているので、取り込んでから出かけないと、日曜の気持ちよい朝寝ができないと頑張ったので、講座には遅れるわ、途中で眠くなるわ、中途半端だった用事の連絡が携帯に入るわ。視聴覚室を使っての授業で、このおばさんはしょうがないなと講師の先生は思ったのでしょうか、今の高校生はもっときちんとしているのかもしれません。
　そんな、奮闘の結果のこの布団。誰にもじゃまされず自分が自分の主である喜びです。

　昨日、北海道のおばあちゃんと書き出してしまいましたが、小さい時からそう呼んでいたからで、祖父が２０年程前に亡くなったあとは、叔父、叔母の多く出てきている、内地（本州）にきていました。最後は茨城の特養ホームでした。告別式に北海道まで行ったのではありません。叔父の住まう千葉の新検見川でした。祖母を北海道で母達が囲んだ写真があります。見ながら、血のつながりよりも同じ環境にくらすことで、同質の顔になっていくことがあるのかなと思うのです。そして細くは北海道の親戚とも血も繋がっているのですが、日本各地が混ざっているはずの自分の面立ちに、この頃テレビに良く映っている茨城２区出身の財務大臣の顔を見て、うんざりしています。私の父方の祖父は紛れもない茨城顔で、本当に疑惑の表情と似ているなと思っていたのです。
　そうしたら今日は茨城産の乾燥芋の賞味期限が張り替えられていた偽装の報道がありました。もったいないが先にたって化学的根拠のない延長だということです。健康被害は届けられていないというのも、賞味期限表示の難しさと食品メーカーとしての責任を考えさせられます。茨城産の私は、はっきり、年齢、その他開示できますし、さば読むつもりはありませんが、記憶があいまいに、あ、記憶にない、いや違った、記録がどこかにあるはず。夜を徹して探さないと。戸籍があるなんて自分が自分であることの証明でしょうか。記録と真実との間。

　北海道のおばあちゃん。母の義理の母が９９歳で亡くなって告別式。母の弟、妹達や母は昨日の御通夜から集まっていました。祖父とこの祖母とは簡単に言えば、連れ子を連れた者同士の再婚でしたから、父を同じくする者、母を同じくするもの、血縁ではない姉弟、いたって複雑な親戚が集まったように見えます。それでも一人の女性の縁で集まって、話をするという。その場に混ざります。
　母の覚えている家は、祖父が戦時中の各学校に軍事教練用の木刀や薙刀を納めていた、羽振りの良かった文房具屋。下の方の叔父、叔母の話しは小学校の高学年から造花を戸別に売り歩いた貧乏の極みの話し。それでも、厳しい躾の親に教えられた数々。私には、この血筋は濃くないから商才は無いのかと残念に思うのです。家族とは、人の繋がりとは何なのかを考える私がただ居るのです。祖母は７人の子を生んだのです。そして義理の子である母も育て、養子に出ていた叔父も駆けつけています。昭和２０年に産まれて亡くなった叔父も、私には居たのです。その時のかあさんの嘆きは、可哀相だったと母が言います。
　９９歳で亡くなるって、その経て来た人生の山や谷にも深く打たれるのですが、女性として見て棺の中の顔が、きれいであることに安心して、これからの合言葉はめざせ９９歳と考えているところです。

　先週の配送時には間に合わなかったので、白いポリ箱のシッパーがベランダにあったのですが、朝のうちに玄関に下ろします。稲を刈っって朝顔の蔓などを整理した後は、ミニチュア枯野の一時もあったのですけれども、春の球根が残っていたものが伸びてきていたり、猛暑に耐えられずに葉を落としていた山椒に、新しい葉っぱがあったり、天地返しをした最小棚田は水を含んだ土の色を見せています。この田んぼをどう冬管理するのか、小さいが故にの悩みがあります。悪露抜きする事ができないし、溜め水もうっかりすると乾きやすいし、今年は乾田にして麦を蒔くことはしません。プランターの隙間を考えているのですが、仕舞っておいたはずの麦籾が机のどこかに紛れています。スウィートピーは雨水探検隊のファイルに挟まっているのを見つけたので、その辺りだろうと狙いをつけているのです。そんなこんなを考えていると、ベランダに広々と布団を干す事ができる期間はあまりないように思えて、今日は布団干しをします。風はかなり冷たく配送担当者は鼻水がとまらないという話をしていました。

　洗濯用石けんの容れ物に水ばしょうが無くなっています。台所用の液体水ばしょうも、詰め替え用を先日娘達に持たせて、今ありません。洗濯用はぎりぎり間に合わせられるように、計量用スプーンで若干少なめに入れていましたが、このくらいの方が石けんカスが少なかったようなのです。靴下や色の濃い目の衣類もすっきりと仕上がっていました。丁度の量、少し多めなどいろいろ洗濯物の量と洗濯水の条件などを考えながら試してみたいと思います。今日は本当に容れ物の最後になりますが、洗面所の収納の中に入れてある、小袋の水ばしょうの袋に残っていたものと、ＲＢソープの小袋(貴重品になってしまっていたのですが）とステアリン酸の単体を混ぜて使ってみます。ＲＢソープ導入時にいろいろ論議もあって石けん委員で試し洗いをした時の残骸のものです。ＲＢソープの小袋を使い切って不燃物のゴミ箱に捨てる時に一抹の感慨がありました。まあまあで、今日の選択は終わります。明日の配送で届くのは無香料の水ばしょうです。結局、様々な事を試み、考え私はこの３�`入り水ばしょうに戻ってしまったのです。予洗いと本洗い、すすぎ二回を毎日その都度ボタンセットして洗うので、あまり全自動とは言いきれませんが、満足しています。台所もよほどの油物でなければ、お湯で洗うだけにしていますが、いざという時の洗いには液体水ばしょうでと納得しています。

　決して、かっこいいと思って穿いているのではありません。ズボンの右膝が抜けてしまうのでカタログで注文したものと、上の娘の友人からの回ってきたものが、腰穿きのスタイルなのです。この二本のズボンを穿いているとどうにも気分がよろしくないのです。若い子ならばファッションになるものが、私がすればお腹がせり出して、ウェストを下げているだけにしか見えません。それも美しい臍の周りははるか昔に行っています。腹式呼吸も忘れてはいませんから思い出したようにするのですが、その出たり引っ込んだりが、視線を落とすと、ズボンのウェストラインの上に乗って醜く動いているのです。
　アメリカのどこかの州では取り締まり対象だったはずです。
　どうにも気にいらないので、針箱を出して、横を開いて、縫縮めてみたのですが、もともとのくりが深いものは直りません。裾の方にたぐまっていくのも、階段の昇り降りには危ないし、冷え込んできたので、ブレスサーモを着始めようかとも考えます。
　ローライズってちょい見せがいいのに、見えるのはブレスサーモでもよろしいのでしょうかね。ああだこうだ言ってますが、ジャストウェストだったはずのズボンのボタンを付け替えているなんて、そっちの方が大事ですよね。若い人の穿きこなしでない美学があるはずだと。

　本当に。別に身体の重みで洗面所の床に体重計のあとがつく話しではありません。私は人並み以上に落ち込みやすいんです！！。上手くいかないことが一つでもあると、こだわってしまって、人生そのものを儚む、とーっても細い神経しか持ち合わせていないのです。皆さんもご存知のように。だからこの二・三日は、オンラインショップの申請が保留のままだったり、たんこぶ作った子供の様子が気になったり、企画に乗れないという返事があったりしたら、本当に淀んだ空気を振りまいて、欝だよ、うつ。お義母さんどうもうつになるかもしれないんだけれど、と言ってみるのですが、良いよいいよ、人間だれでもそんな傾向があるんだから、この歳になっても、まだあるんだから、あんたなんかまだ若いんだからって、この頃は滅多に聞かれなくなった持ち上げられ方をして、そうか、あのしらばっくれ方は鬱にならない方便だったのかと、まだ道のりが長いことを覚えます。
　え、本当に落ち込んでいるんです。急に冷え込んできたので、こたつにパソコン引っ張ってきて、どうにもだらしない、片付けられないおばさんの雰囲気を漂わせ、これで、本当に仕事をしているように見えるんだろうかと思いながら、財務諸表に苦しめられ、営業ができていないんじゃないのです。そもそもの科目のつくりが何がなにやら、こんな日に不得意な事をするのは間違っていますね。昨日連れ合いと確かめて、11日の酉の市のときに書いたおおとり神社の鳳を鷲に直しました。

　連れ合いがパソコンの前でなにやら言っています。私には、自分の都合でいちいち息子を呼び立てるなと言っていたのに、午後から息子が来る話になります。
　今日は三人とも集まるということになりました。それぞれの近況などを聞きながら、連れ合いの疑問も解決したようです。どうも子供達には私の起業は、滑らかには見えないようです。始めなければ良いことをはじめてしまって、なのでしょうか。私は子供達のほうが心配であれこれと、食べさせながら心配事を言うのですが、聞いているやら聞いていないやら、姉兄妹での会話の中での情報が、役に立つようです。まあ、誰を見ても取り立てて発展していることは無いのですが、去年とは違う、在り方の中にいることが見て取れます。風邪やらインフルエンザやらも、昨日ショックで頭痛がしていた私には、心配なので、それぞれに暖かくしているんだよと言います。台所と洗面所の床暖房も入れました。下の部屋は暖まっています。年寄りがヒートショックで倒れる話しも話題になります。温暖化とは言っても、夜には風がすっかり冷たくなりました。茨城の方も冷えてきている事でしょう。
　子供達の帰った後、昨日のすみだこまち便りをアップしようと思うのですが、連れ合いの方の影響でしょうか、画面が落着きません。カーソルが勝手に移動してしまうのです。パソコンの暴走でしょうか。書いた字が消えていってしまうという状態ですが、意地のように１ページアップを目指します。

　雨水探検隊の活動日。隊長の伊藤さんは初七日の日だから、お嬢さんももちろん来れないねと、私もバス集合の方の行き来に着く事になりました。今回は、もう一人のスタッフも足を痛めていて参加できません。
　子供達の参加数が、当日キャンセルもあってそんなには多くないので、大人二人で何とか連れ歩きますが、やらなくても良い事と思う事を沢山して子供は成長するのだと分っていても、するんですね。この細い道を横に広がるなって言いたいし、何で手を出し、足をだすと。朝の挨拶で、隊長は奥さんが亡くなって今日は来れません。と世話人から話しがあると子供達はえーっと、言います。受け止めているんです。
　稲藁細工のお正月飾りはできました。すみだこまち便りにします。環境ふれあい館での稲藁は、置きっぱなしだったので、細工しにくかったようです。私の稲穂は机の前に吊るしてあって、黒いぼちぼちも目立たないので、参加できないけれども稲穂を宅急便で送ってきてくれたスタッフの稲穂と合わせて使います。やはり同じあきたこまちでつくりたいのです。できれば、みんなにおめでたいお飾りを完成させてあげたいのですが、三つ編みをしたことがない子はもちろん、お母さんの中にもいました。世話人も丁寧に説明しながら各テーブルを周りますが、稲藁が乾いてしまって腰もないので、切れていきます。自分でやるんだよと言いながら、結局ほどいて最初から編みなおすものもあります。
　ここで、かなり私の細い神経は擦り切れて行きました。子供相手のことは苦手なのかもしれません。そして、上下を縛って飾り物を指していくのですけれど、上下を縛るだけなのに、裏、表が分らなくなる子がいます。
　大人にとって裏があり表があるということは、当然のように考えるのですが、子供達にとっては上下を縛って縛り目は、裏にするという、動作の中から物事の裏表を学ぶのですね。服を着るとき、家の玄関を出るとき、自分が前をむく時。それと、おめでたいお飾りにも正面というものが在るという事。お日さまに顔を向ける。そんな事でしょうか。本来の私の考え方には裏表一面の考えもあるのですが、とりあえず、上下で互い違いにしてある、ワイヤーの結び目を直して藁で覆います。
　さあできあがった、集中していた時間は緊張度も高く、長いようにも思いましたが、ゆとりのある作業でした。藁屑をみんなで片付けて、集合写真を撮ることになりました。これだけで、ポーズを取ったり、前に出たくなかったり、子供はおもしろい。
　そして朝の集合のように帰るのですが、たかだか、一桁の子供を引率するだけで、大変なことです。十間橋のバス停に着いても待つ間に小突きあいをしています。周りの人もいるんだからと、注意をしてバスを待ちます。この乗り場ではそんなに居なかった乗客は錦糸町に近づくにつれ、どんどん増えてぎゅう詰めのバスになりました。本当に他のお客に迷惑をかけないかと心配しながら、この引率は一人では無理だわ、と話します。
　それなのに、錦糸町駅の交番の前でバスを降りて保護者の引き取りを待つ間に、男の子４人はじゃれあっています。一人二人と引き取られて解散ですが、じゃれあいのはずみで、街路表示の鉄柱にごんと大きな音を立てて、頭をぶつけた子が地面に寝そべってしまいます。ああ、見ていた周りの人達が、頭を打った、救急車は、どこの学校だ。医者を呼べ、死んじゃうぞ。と集まってきます。起き上がらないままに交番から氷をもらって、頭にできたたんこぶを冷やしているのですが、家に電話をしてみると、もうお母さんは引き取りに出ているということです。痛さに目をつぶっていた瞬間は過ぎて、本人も、いつ起きようかと様子を見ているのに、周りが心配顔が集まって起きれない様子です。そこにお母さんが来ました。二人を連れて帰りましたが、私達がついていこうというよりも、最後まで心配をしていた女の人達が、抱えるようにお母さんの車まで連れて行きます。残りの子も引渡しを確かめ、私達は一応病院に行ってみてあとで連絡してください、となり解散にしました。
　それでも、心配なので、二人で、子供の頃、頭にたんこぶつくって、腫れる方が、中で切れるより良いって育ったね。とはいいながら、レントゲンとCTを撮って異常も無く、診てもらって帰ってきたという連絡を聞くまで、様々な思いがよぎってました。子供の引率のリスクは大きいものです。責任者があやまるだけで、何も解決されていない、ニュースを見ているうちに頭がずきずきしてきます。私は小心者。　

　お漬け物の黒川商店に、しばらく通っていました。とは言ってもお漬け物はあちらはプロですから、私が何かをお手伝いできるかといえば、ホームページを下手なりにつくるお手伝いです。全体的なご相談は長い期間になっていますが、マハラバ文庫の株式会社化と同時くらいからホームページの構想が本格的になったのです。頼まれても私のものは、自分の日々を綴っているに過ぎないような、読みたくない人はすぐ閉じてしまうページだというのに、HTMLも読めない私が、システム構築にも自信がないのに、つくってしまいました。本当は腕慣らしにマハラバ文庫の新しいものをつくる予定でしたが、こちらが先となりました。もしかしたら今までに引き受けたお役の中で、一番ハードルの高い事をやっているのではと思いながら、全体のデザインができましたので、URLを取ってアップしました。マハラバ文庫を書いている人がつくったって、知っている人が見たらすぐ分る画面だねと、娘には言われています。
　まだ、商品の販売のできるオンラインショップについては未開通なのですが、この私のとろとろとした作業の間を待ちながら、黒川さんご夫妻は、有機の野菜を使ったお漬け物の試作にも取り組んだのです。技はプロですから確かな実績があることは承知していますが、ある程度の年齢になっての新しい事へのチャレンジに踏み切るという事を私にできることで応援できればとは思うのです。食品表示について厳しく社会の目が向いている中で、私のような自分の「てにをは」もままならないものが、ページ製作にあたってしまうのも、責任を感じるところです。株式会社黒川商店のURLは、http://homepage3.nifty.com/tukemono/です。
　試作品のお味は、そのうちに。