駆けつけた、雨水探検隊のスタッフミーティングで、ファミリーレストランですから、何か注文をします。わらび餅とドリンクバーにします。そして先日うぐいす豆のお汁粉を作ったと話しましたら、レアさんはお豆を良く使うのと訊かれました。そんなことはありません。これは簡単でした。和スイートの本にあった通り。うぐいす豆の煮豆、パルでは二袋で、さっと洗って、ミキサーにかけて水で薄めながら味加減して煮るだけのものです。二層汁粉になるはずが、私のは、抹茶部分のグリーンティは沈んでしまったのです。白玉との色合いがこの新緑の季節には映えるものにできました。うぐいす豆煮豆の塩味も下味にあるので深みのあるお汁粉です。そうかしら、私はそんなにお豆が好きというのではないのです。が、義母も義父も連れ合いも生の豆より食べるようで、ついつい作っています。だから、ここではあん蜜ではなくわらび餅だったということです。
　夜、ヒットがありました。パンパカパーン。今はもうそんな事、言う人もいないですね。ピーマンとコンニャクの甘辛炒めが商品案内に出ていましたのですが、筍（ハチク）がまだありますので、筍主体で作って見ました。ピーマンもコンニャクも、筍も同じくらいの何となく短冊に近いものに切って有機オリーブオイル（今緊急ですので、大きな油は出していません）パルのごま油半々で炒め少し出汁と白だしを入れ煮絡めて、そこにハバネロソースを小さじ半分くらいいれて、最後に七味でした。ハバネロの色が筍に溶け込んで、シナチクっぽい、ハチクの歯応え。ご飯の友です。そして、大根と煮た残りの豚バラ肉は塩をすりこんでラップしてありましたのを、グリルで焼きます。水菜、玉葱スライス、ミニトマトは小さく飾って、その上にスライスして乗せます。卓袱台でまな板を載せて目の前で切るのですからホテルのローストビーフをカッティングしているような、でも畳みに座ってです。油揚げとニラのお味噌汁。白菜のレモン漬け。

　冷凍の輪切りです。おいしい。本当に美味しい。単なるとうもろこし好きですが、今までに何回か似たようなものを試していますが、一番最初のハニーバンタム輪切りの感動、それは２０年近く前になってしまうことです。あれよりも美味しいくらい感じます。このところ冷凍とうもろこしでは、あまりうまく調理できていなかったからなおさらそう思うのでしょう。実は薄一郎ステーキ肉二枚も一緒に焼いたのですが、お肉の焼き方としては焼きすぎでした。とうもろこしは袋に書かれている通りの時間で焼いて、その片隅にお肉を後からいれたのです。付け合せは、レタス、絹さや。ミニトマト。もやしのナムル。ここまでが、お皿一つで済みます。玉葱とワカメのお味噌汁。きゅうりと茄子の糠漬け。
　お昼に雨にあるかと心配しながらでしたが、浅草に大回りしながら自転車で行って弁慶ラーメンを食べたのですが、ここは背脂が凄い。なんか胃もたれしてのステーキ肉になってしまいました。どうも思慮の足りない一週間でした。

　時間差でしている義母と私が食事仕度を、狭くなった和室でするのですが、義父は大きな画面でテレビ見る事を変えませんから、調理台代わりの卓袱台の前に義父が座っているのが、調理時間と一緒です。台所仕事には手を出せない亭主を持つというのは、ご苦労な事だと、義母を見ていますけれど、この両親が育てたのが私の連れ合いであることは、ある意味将来の私達夫婦を予感させるもので、私の背筋をどんなホラー番組より寒くさせるのです。
　食事というものはテレビを見ているうちに自分の前に並ぶもの。そんなことって人生の半分以上を失っているようにも思うのです。自分の食べるものを自分でつくってこそ、誰かにも食べてもらいたくなるのに。有能な義母ならば、今までに何か食事の仕度以外のことでできたこともあったのに、高度経済成長を支えた時代のサラリーマンとその妻の図は、８０代になっても、変わらないでいます。
　今回の台所のリフォームで一番変えたいところの狙いは、主婦一人の理想の台所になるのではなく、みんなが使う、みんなでつくる台所にしないと、大変だと思います。連れ合いにはまたまた、納豆を混ぜてもらいます。何も言いません。窮屈な食事仕度に気を取られているようです。筍と京がんもの煮物。じゃが芋と若芽ヒジキのお味噌汁。きゅうりと大根の糠漬け。葉唐昆布の佃煮。

　淡々と、その時の状況を受け入れながら、自分の生活のリズムを変えることのない義父母と違って、私の方は、ともかく周りの状況に合わせることが大事で、まあ、ノリやすい性格といえばそうなのでしょう。
　ガス台を四畳半の和室に持ち込んだ、台所仕事に右往左往。幸に今晩は連れ合いは外での食事になるといっていますから、冷蔵庫を動かした後の、片付けのような夜ご飯にします。お昼も養生にゅう麺で手早く済ませます。

　ケーブルテレビは町会が全所帯入れてくれたものですが、番組にテレビショッピングも多いのです。ひと月ばかり前に浅草ヨシカミのハヤシライスの作り方をシェフの出演でしていました。浅草大好きの連れ合いと見ました。これはパルシステムでも扱っていますが、ヨシカミなんて近いところのものですし、行って食べられると試していません。作り方をジックリ見ました。そうなのか、歯応えをよくするには筍を入れるのかと解かってから、秩父の筍を買って、ふーどの牛肉は登録していなかった事に気づいてそれから注文して、見てから、素材が揃うまでにはじりじりとしていた日数が過ぎたのですが、昨夜、今週配送の薄一郎牛の切り落としと筍で自分流にソースを作ってみました。玉葱、人参、エリンギ、トマト、オジカの香りウスターソース、トマトケチャップ、赤ワイン。
　テレビショッピングでやっていたオムハヤシにするからねと、昨晩言ってあったのですが、なんと、向いの工場のお兄さんから、今年も筍堀りのおすそ分けをいただきました。新鮮な筍を見たとたん、義母は、あんた筍ご飯作りなよと言います。義父も良いねといいますし、冷蔵庫には筍ご飯の具は丁度、人参、椎茸、コンニャクなど揃っています。鶏肉は冷凍バラ挽肉ですが、これもまた大丈夫そうです。揚げは厚揚げを細かく切ってみます。連れ合いが帰宅したときには、筍ご飯と玉子と葱のお吸い物、とろさしみコンニャクにふーどのほっき貝のお刺身。わさび漬け。それと筍の薄皮とほっき貝、ふーどのオカヒジキの梅肉和えができていました。オムハヤシは明日のメニューになります。

　大急ぎで煮ないとと思っていたバラ肉はエコ大根が届いたので、これと煮る事にします。半分は塩を刷り込んで焼くようにラップでくるんであるので、これですっきりできます。良い味にできました。あのカツオの粗出汁もお終い。なかなか芯に白さが残っていたのですが、一時間以上煮て飴色になってきています。絹さやを最後に入れます。そして水菜も前々回のものがサラダで終わりそうです。茹でたブロッコリーと、きゅうりとレタスと生ハムです。わさび漬けで先に飲んでいます。お味噌汁は小松菜と厚揚げ。きゅうりの糠漬けと浅漬け大根。あら、生ハムは食べたのに、下の野菜はそのままです。煮物は皮に近いところが筋っぽいと言っています。わさび漬けは辛すぎるって、お味噌汁のお椀には小松菜の根元のほうが残っています。そしてごそごそ冷凍庫から、あずきアイスバーを出して食べているわがまま。それをニコニコ見ている義母、まったくもう。

　朝は、冷凍ライ麦ロールに、昨日のサラダの残りとロースハムスライス、ランカスター紅茶にしました。大工さん達の始まりに一瞬、遅くなったので、狭い階下の四畳半の食事の場ではなく、二階の三畳の納戸のような角部屋で、オーブントースターも階下から持って上がって食べることにしました。今日はトイレに行く途中にある洗面所の床を剥がすので、日中はトイレが不自由になるので、声かけたら、半端に連れ合いが起きてしまったのです。洗面所の造作はまだ日数がかかりますから仮床を張ってもらいます。夜になって、中学校の会議に行きましたので、どうにもこれも半端な時間になり、戻ってから、塩焼きそばを作る予定にしていたのですが、自転車で出かけることになりました。あのお昼に行く度に、満席のラーメン屋さんです。ところが、こんどは、夜九時前なのですが、仕舞い支度でシャッターは半分降りています。もう幻のラーメンになりつつあります。そうそうインターネットで、パルシステムのホームページには、化学調味料不使用の即席らーめんしょうゆ味の発売の情報が出ています。これもチャレンジの積み重ねですね。こちらは注文してみましょう。

　今夜は、一人の夕食になります。水菜の美味しい食べ方がふーどの野菜ボックスに入った紙に書かれていました。水に放してぱりっとさせてから使うことで、歯ごたえが味わえる。当たり前ですね。でもしていなかった。そのままで充分にしゃきしゃきで私には美味しい。一人で山ほど食べてしまおうと、茹でたブロッコリーとラディッシュのサラダにしました。ラディッシュもとても美味しいものでした。青じそドレッシング。でも山ほどと作ったら、食べ切れませんでした。いつも連れ合いの言う多すぎるの言葉が理解できます。筍のお味噌汁は昨日のカツオの粗出汁です。固めの根のほうで作ります。そして、モツ煮込み。キムチ。
　こってり、食べて、一休みしたら、銭湯に行きます。この銭湯のお湯は熱めに沸かしてありますから、夜気はひんやりとして乾燥している道を歩いて帰ってきますが、喉が渇きます。木立ジャスミンの香りがとても良い道です。家に戻ったらあずきアイスバーを冷凍庫から出して放心してかぶりつきます。そこに伊勢の赤福を土産に連れ合いが戻ってきました。もう、今夜は赤福は無理。明日のお茶受けにしましょう。

　目医者に行きました。昨日の夕方から、目の中に違和感があって、痛くて家庭常備の目薬は差していたのですが、埃が入ったのかしら、流行目かしらといろいろ考えて、銭湯行ってうつしたりしては皆さんに迷惑もかけるし、でも、アレルギーやら視力やらの項目が終わって目を覗き込んだお医者さんは、丁度涙の出てくるところに抜けた睫が刺さっていて傷になっています。はい目を下に向けてください。取れましたよ。でも念のためにお薬出しておきますね。こんな簡単なことだったんですよ。と言われました。馬鹿にならない受診料と薬代で涙がでそうです。　
　目医者の並びにあのポリ箱をくれた、お魚屋さんがあります。店頭には無かったのですが、鰹はある？と訊いたら、奥にありますよ。どうします。今日は最高値ですと、見せてくれます。見たら、涙ではなくよだれのでるような活きの良さ。今夜は鰹で食べられそうです。刺身６切れ一人前千円ですと言われました。ええええ。半身で三千五百円。思わず半身下さい。と言います。それから、子供達にメールで誘うと、メールの返事もよだれがついてくるような。すぐ来るような子達。忙しい息子の返事には涙デコ。義父もお昼から楽しみにしてくれます。お魚やさんにはおろした中骨も別パックで貰ってきました。これは血合いと一諸に湯がいて出汁をとって粗汁にします。
　茗荷、大葉、葱、生姜を添えたお刺身。そして漬けにした鰹のお茶漬け。静岡の義父の味は孫達へと継承されていくのです。半身高いけれど、総人数を考えると、粗汁まであって割安です。残りは出汁で煮付けようともくろんでいたのですが、一時の饗宴で終わってしまいました。

　林牧場の白モツを何とか半量にして根菜類をいろいろ入れた煮込みにしようと思うのです。内臓物は私は平気なのですが、我が家の皆さんの嗜好からはまだ遠いようです。しかし半量にするっていったて、冷凍ですから大変。解凍したらアシが早いでしょう。万能の包丁を無理やり切り込みいれたり平たい面に押しあてたり、引いたり、とても危険。つるつる滑るのは、脂なのか、氷なのか、これならば惣菜でのものにすれば良いと思うのですけれど、根菜類もついつい溜まってしまうので、やはり素材で扱いたいのです。まったく不器用な台所の繰り回し。煮込みには、ドアポケットにあった何かの添付で残っていた山椒粉も入れました。このような小袋片付けた頃にまた溜め込んでしまうのです。
　あとはべか菜と木綿豆腐のお味噌汁。きゅうりと大根の糠漬け。きびなご丸干しを焼いたもの。

　既に呑みはじめていた連れ合いは、もう簡単なもので良いといいます。紫アスパラと谷田部の椎茸をグリルで焼いて、レモン醤油。それにスクランブルエッグになった玉子焼き。あとは茄子を焼いて生姜と鰹節醤油の簡単メニュー。ご飯は保温のもので済ませます。焼き海苔も出しました。簡単。このくらいの時間に帰るとお互いに楽なのかもしれません。たまには。

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　今夜は一人分増えることは全然予定していませんでした。そして、一回出かけて私は食事を取ってから、連れ合いと娘分の夜ご飯になります。茄子と豚小間肉と小松菜を煮てみましょう。豚肉に片栗粉をまぶしたら、餡かけのようになってしまいました。それから、もう一品は時間節約で、豆腐の挽肉包みのカニ餡かけという冷凍庫にあったものを使おうとしますが、これはレンジ対応食品でした。蒸し器を出して、小鉢に分けて温めている途中で餡も三つの小鉢に分けて温めなおすということになりました。似たようなとろみのものばかり、少し手抜きしすぎたかも知れません。白菜とワカメのお味噌汁です。

　１０時と３時のお茶をします。この組み合わせを考えるのが楽しみになりました。ほど良い手頃感で、一服できるもの。お茶の友。そうなるといろいろと取り合わせを考えるのですが、もとより、家からなるべく出ないで暮らしていたい文庫番には、ああ、はやく金庫番になりたいと思いながらの文庫番ですが。自分のものだけならば、有り合わせの材料で怪しいものを作っているのですが、先日とうとう上乗せ式オーブンを粗大ゴミ処理券を貼って出してしまって、台所はまだ、手が入っていない状態ですので、何とかできるかもしれませんが手作り物はお休み状態です。食中毒に気をつけましょう。と商品案内にも出ていましたから、私のお腹だけではありませんし。責任を持てる範囲にしましょう。そう思って見繕うのですが、先日帰宅の足の連れ合いに頼んだら、さきイカとポテトチップと品川巻きに餡ドーナッツでした。半ばおつまみになっているじゃありませんか。