　寿ぎという言葉が好きです。
ことばの力を確かめたしかめ、その言葉が皆に幸せをもたらすことができると嬉しいですね。
ただ、ただ、おめでたいとそのことすら喜ぶ事ができないのは寂しい。
　私の稲作りは、このような、藁束になりました。
いのししではなくて、ライオンが何故？でもしし年がくるから、いいじゃないか
ゴーヤーマンは、どれほど私を支えてくれた事やら、赤い小判と小さな鈴をぶら下げています。
小判には幸運と書かれていて、もう、消えかかっていますが、思いがけない籤にあたりそう。
　
寿という字がなんだか、古めかしくて、押し付けがましく、大人たちから渡されるものに
書かれていて、反発を覚えていた頃もありました。
　相手に伝えたい事が増えるにつれ、そして、自分を介在させて、多くの人へ語る言葉を必要とする
ようになって、それは、人とひとの関わりなのだと思うようになりました。
大切に選んだことばを、周りの人たちに投げかけることができるように
そして、人が辛くなったり、悲しくなる言葉ではなく
希望を持てる、そこに居てもいいんだと思ってもらえる言葉を見つけたくなりました。
　その頃から、寿ぎということが大事なことなのだと分かったのです。

私が、生きている意味。そして、ことばを持った意味を考え続けて、新しい年を迎えます。
また、ちがう、楽しい事、勇気を持てることを願っています。
お世話になった方々、励まし続けてくれる人達、これから会えるみんな
そんな、みんなと、平和な世界をつくっていける、それがめでたい。
　え？私が一番、おめでたいですって！

	新年は、浅草の初詣で獅子舞を見れるかしら　ロックス前にも獅子舞が出るようです		つくる人も食べる人も　これは食べられませんが
２００６年は干支でした		茄子も桃も